Wowzer, the Aspirational (Playtest)
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様々なメカニズムの産物をコンプリートすることで[[勝利条件|特殊勝利]]することが出来る[[伝説の]][[ワーム]]。[[攻撃]]するたびに要求する条件は10個、さらにそのまま唱えるには[[5色]]に加え[[無色マナ]]と[[氷雪マナ]]を揃えなくてはならない。 | 様々なメカニズムの産物をコンプリートすることで[[勝利条件|特殊勝利]]することが出来る[[伝説の]][[ワーム]]。[[攻撃]]するたびに要求する条件は10個、さらにそのまま唱えるには[[5色]]に加え[[無色マナ]]と[[氷雪マナ]]を揃えなくてはならない。 | ||
− | + | [[戦場に出る|戦場に出す]]ことだけなら、[[リミテッド]]でもまぁなんとかならないでもない。[[氷雪マナ]]は任意で入れられる[[基本土地]]を[[氷雪土地]]で固めればいいだけの話で、むしろ[[無色マナ]]の方が少し気になるがまぁなんとかなる。最悪[[リアニメイト]]でもいい。 | |
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− | + | ただ、勝利条件を満たすことは極めて困難。そもそも[[ブースター・ドラフト]]でこれらのギミックを持つカードを[[ピック]]出来るかもだいぶハードルが高いのに、それらを同じデッキに組み込んで上手くデッキが回るなぞ、仮に[[構築]]であったとしても更にその上を行く至難の業。 | |
+ | おまけに勝利条件は[[攻撃]]時に誘発するので、[[速攻]]でも持たせない限り一度は相手にターンを返す必要がある。このカードの[[除去]]を含めたありとあらゆる妨害が飛んでくるだろう。「特殊勝利をちらつかせて、相手のリソースを無為に消費させる」ことも出来るが、さすがに苦しい。 | ||
+ | とは言え、[[除去耐性]]や[[回避能力]]は無いものの10/10というサイズはかなりのもので、色のキツさはあるが単純な[[マナレシオ]]も高い。5色デッキになったら勝利条件は度外視してデカさ目当てで採用を検討する余地はあるかもしれない。 | ||
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+ | *特殊勝利能力の条件は[[誘発]]時と[[解決]]時の両方で満たしている必要がある([[if節ルール]])。 | ||
+ | *該当する[[アーティファクト・タイプ]]はいずれも[[定義済みのトークン]]が存在するため勘違いしがちだが、[[トークン]]に限らず参照できる。[[ジンジャーブルート/Gingerbrute]]や[[マイアの小包/Parcel Myr]]などでも条件を満たすことができる。 | ||
+ | **トークンでない血を参照できる初のカード。[[血]]も参照。 | ||
+ | *「Aspirational」とは「向上心のある」「熱望する」「野心的な」といった具合。{{Gatherer|id=677660}}ではその名に違わず、自分が一等賞になる夢を見るワームの寝姿が大変ほほえましい。ただ(物理的な大きさは小さいようだが)サイズだけなら能力に頼らずとも十分一等賞を狙えるような気はする。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:Mystery Booster 2]](R&D Playtest cards) | *[[カード個別評価:Mystery Booster 2]](R&D Playtest cards) |
2025年2月8日 (土) 20:28時点における版
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Wowzer, the Aspirational (◇)(白)(青)(黒)(赤)(緑)(氷)伝説の氷雪クリーチャー ― ワーム(Wurm)
Wowzer, the Aspirationalが攻撃するたび、あなたが(E)を持ち、血(Blood)と手掛かり(Clue)と食物(Food)と地図(Map)とパワーストーン(Powerstone)と宝物(Treasure)をコントロールしていて、統治者であり、都市の承認とイニシアチブを得ている場合、あなたはゲームに勝利する。
[テストカード - 構築では使用できない。]
様々なメカニズムの産物をコンプリートすることで特殊勝利することが出来る伝説のワーム。攻撃するたびに要求する条件は10個、さらにそのまま唱えるには5色に加え無色マナと氷雪マナを揃えなくてはならない。
戦場に出すことだけなら、リミテッドでもまぁなんとかならないでもない。氷雪マナは任意で入れられる基本土地を氷雪土地で固めればいいだけの話で、むしろ無色マナの方が少し気になるがまぁなんとかなる。最悪リアニメイトでもいい。
ただ、勝利条件を満たすことは極めて困難。そもそもブースター・ドラフトでこれらのギミックを持つカードをピック出来るかもだいぶハードルが高いのに、それらを同じデッキに組み込んで上手くデッキが回るなぞ、仮に構築であったとしても更にその上を行く至難の業。
おまけに勝利条件は攻撃時に誘発するので、速攻でも持たせない限り一度は相手にターンを返す必要がある。このカードの除去を含めたありとあらゆる妨害が飛んでくるだろう。「特殊勝利をちらつかせて、相手のリソースを無為に消費させる」ことも出来るが、さすがに苦しい。
とは言え、除去耐性や回避能力は無いものの10/10というサイズはかなりのもので、色のキツさはあるが単純なマナレシオも高い。5色デッキになったら勝利条件は度外視してデカさ目当てで採用を検討する余地はあるかもしれない。
- 特殊勝利能力の条件は誘発時と解決時の両方で満たしている必要がある(if節ルール)。
- 該当するアーティファクト・タイプはいずれも定義済みのトークンが存在するため勘違いしがちだが、トークンに限らず参照できる。ジンジャーブルート/Gingerbruteやマイアの小包/Parcel Myrなどでも条件を満たすことができる。
- トークンでない血を参照できる初のカード。血も参照。
- 「Aspirational」とは「向上心のある」「熱望する」「野心的な」といった具合。イラストではその名に違わず、自分が一等賞になる夢を見るワームの寝姿が大変ほほえましい。ただ(物理的な大きさは小さいようだが)サイズだけなら能力に頼らずとも十分一等賞を狙えるような気はする。
参考
- カード個別評価:Mystery Booster 2(R&D Playtest cards)