全知/Omniscience

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*これが影響するのは[[あなた|自分]]の[[手札]]のみであり、それ以外の[[領域]]から唱える際(例えば[[ストロームガルドの災い魔、ハーコン/Haakon, Stromgald Scourge]]、[[ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will]]、[[統率者]]など)に適用することはできない。
 
*これが影響するのは[[あなた|自分]]の[[手札]]のみであり、それ以外の[[領域]]から唱える際(例えば[[ストロームガルドの災い魔、ハーコン/Haakon, Stromgald Scourge]]、[[ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will]]、[[統率者]]など)に適用することはできない。
 
*望むなら通常通りマナ・コストを支払って手札から呪文を唱えてもよい。[[X]]を含む呪文を唱える場合や、[[アゾリウスの造反者、ラヴィニア/Lavinia, Azorius Renegade]]と対峙しているときなどに有効なので覚えておこう。
 
*望むなら通常通りマナ・コストを支払って手札から呪文を唱えてもよい。[[X]]を含む呪文を唱える場合や、[[アゾリウスの造反者、ラヴィニア/Lavinia, Azorius Renegade]]と対峙しているときなどに有効なので覚えておこう。
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{{サイクル/ファウンデーションズの単色の神話レアのエンチャントかソーサリー}}
  
 
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2025年5月5日 (月) 19:50時点における最新版


Omniscience / 全知 (7)(青)(青)(青)
エンチャント

あなたは、あなたの手札から呪文を、それらのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。


手札呪文マナ・コストを支払うことなく唱えることができる、ルール破壊カード

その効果ドリーム・ホール/Dream Hallsすら霞んで見えてしまうほど。呪文がまったくなんのコストもなく唱え放題になってしまえば、フィニッシャーを無造作に召喚しようがまったく隙にならないし、手札もドロー呪文をいくつかデッキに仕込んでおけば尽きる心配はほとんどなくなる。打ち消しを常に手札に確保するようにしておけば、対戦相手の反撃の芽もいとも簡単に潰すことが可能。「出せば勝ち」でほぼ間違いない。特に相性が良いのは無限への突入/Enter the Infiniteで、引いてきた大量のカードをその場で唱えることができるようになる。

その分、これ自身のマナ・コストトリプルシンボル10マナと相応に重く、出すのも一苦労。それだけマナがあるならフィニッシャーを素出しできるケースが多いので、普通のデッキで使う分にはオーバーキル以外の何物でもない。有効に使うには相応の工夫が必要になる。

パイオニアにおいては、睡蓮の原野コンボで採用される。戦場に出してしまえば、成就/Grantedから無限への突入を手札に加えてそのままフィニッシュに持ち込むことができる。

レガシーでは、実物提示教育/Show and Tellアカデミーの学長/Academy Rectorなどのコストを踏み倒して戦場に出す手段が使えるため比較的扱いやすく、Show and Tellスニークアタック、あるいはそれらの派生デッキで登場直後から活躍している。それらのデッキの基本戦略に沿っているだけでなく、ストームギミックまで組み込んで勝ち手段を増やせるのが大きな魅力。ついでに引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Tornなどの「唱えることで誘発する能力」にも期待できるようになる利点もある。特に引き裂かれし永劫、エムラクールは燃え立つ願い/Burning Wishから生ける願い/Living Wishを経由して勝利手段としてよく用いられる。またShow and tell系のデッキでは対処の難しかったカラカス/Karakasに非常に強くなる(エムラクールにいたっては完全に克服している)。コンボ成立の面では遅くなるが、従来通りの対策が通じなくなる場合もあり非常に強力。

ファウンデーションズ再録されたことで、団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期スタンダード全知リアニメイトを成立させた。踏み倒し手段としてはアブエロの覚醒/Abuelo's Awakeningが用いられる。

リミテッドでは重すぎてアンプレイアブル。唱えられる頃には勝敗が決しているか手札が枯れているだろう。構築で強力でもリミテッドでは使いこなせないカードの典型例である。

[編集] ルール

基本的なルールに関してはマナ・コストを支払うことなく唱えるの項を参照。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

ファウンデーションズ単色神話レアエンチャントソーサリーサイクル

[編集] 脚注

  1. Judge Academy(ジャッジアカデミーのFacebook 2022年1月31日)
  2. Judge Academy 2022 Announcements(ジャッジアカデミーのblog 2021年10月4日 Nicolette Apraez著)

[編集] 参考

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