レガシー

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
6行: 6行:
 
[[ヴィンテージ]]とは異なり、[[制限カード]]はない。[[パワー9]]はすべて[[禁止カード|禁止]]されているので使用できないが、[[デュアルランド]]は使用できる。また、[[禁止カード]]が[[Type1]]の[[制限カード]]リストに従っていた[[Type1.5]]とは違って、レガシーとヴィンテージの間にそういう関係は無い。ヴィンテージで制限でもレガシーでは4枚使えたり、その逆も存在する。使用可能なセットの範囲が同じであるという点以外では、まったく別の[[フォーマット]]である。
 
[[ヴィンテージ]]とは異なり、[[制限カード]]はない。[[パワー9]]はすべて[[禁止カード|禁止]]されているので使用できないが、[[デュアルランド]]は使用できる。また、[[禁止カード]]が[[Type1]]の[[制限カード]]リストに従っていた[[Type1.5]]とは違って、レガシーとヴィンテージの間にそういう関係は無い。ヴィンテージで制限でもレガシーでは4枚使えたり、その逆も存在する。使用可能なセットの範囲が同じであるという点以外では、まったく別の[[フォーマット]]である。
  
古いカードも使えるため、古くからの[[プレイヤー]]には結構人気がある。裏返すと、初期投資の関係で新規参入しづらい傾向は依然として強い。しかし、[[ローテーション]]により使えなくなる[[カード]]を手元に残すよりも、より長持ちして、ヴィンテージよりも壊れた環境ではなさそう…というスタンスから、新たにレガシーに参入する[[プレイヤー]]も少なくない。
+
古いカードも使えるため、古くからの[[プレイヤー]]には結構人気がある。裏返すと、初期投資の関係で新規参入しづらい傾向は依然として強い。しかし、[[ローテーション]]により使えなくなる[[カード]]を手元に残すよりも、より長持ちして、ヴィンテージよりも壊れた環境ではなさそう…というスタンスから、新たにレガシーに参入する[[プレイヤー]]も少なくない。ただしよほどの古株でもない限り[[デュアルランド]]や[[Sinkhole]]といった初期のカードまで持っていることはないし、[[スタンダード]]や[[エクステンデッド]]時にはなんら注目されていなかったカードが注目されていこともままあるので、本気で[[トーナメント]]クラスの[[デッキ]]を作成する場合には、どのプレイヤーがどのデッキを作る場合でも大抵は相当の資金がかかる。
  
 
[[カード・プール]]の広さから[[コンボ]]デッキばかりかと思われがちだがそうでもない。環境を破壊しそうなカードは件並み禁止されている事もあって、むしろ[[クリーチャー]]主体の[[クロック・パーミッション]]系のデッキが強い環境である。もちろん、コンボデッキも存在するし、[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]([[パーミッション]])も同様である。特定のデッキに対して強烈に利くカードを簡単にチョイス出来る為、[[メタ]]は非常に混沌としている。
 
[[カード・プール]]の広さから[[コンボ]]デッキばかりかと思われがちだがそうでもない。環境を破壊しそうなカードは件並み禁止されている事もあって、むしろ[[クリーチャー]]主体の[[クロック・パーミッション]]系のデッキが強い環境である。もちろん、コンボデッキも存在するし、[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]([[パーミッション]])も同様である。特定のデッキに対して強烈に利くカードを簡単にチョイス出来る為、[[メタ]]は非常に混沌としている。

2009年2月2日 (月) 20:38時点における版

レガシー/Legacyとは、公認フォーマットの1つ。エターナル環境の1つとして分類されている。2004/09/19までのType1.5を廃止し、新たに作られたフォーマット

目次

解説

ヴィンテージとは異なり、制限カードはない。パワー9はすべて禁止されているので使用できないが、デュアルランドは使用できる。また、禁止カードType1制限カードリストに従っていたType1.5とは違って、レガシーとヴィンテージの間にそういう関係は無い。ヴィンテージで制限でもレガシーでは4枚使えたり、その逆も存在する。使用可能なセットの範囲が同じであるという点以外では、まったく別のフォーマットである。

古いカードも使えるため、古くからのプレイヤーには結構人気がある。裏返すと、初期投資の関係で新規参入しづらい傾向は依然として強い。しかし、ローテーションにより使えなくなるカードを手元に残すよりも、より長持ちして、ヴィンテージよりも壊れた環境ではなさそう…というスタンスから、新たにレガシーに参入するプレイヤーも少なくない。ただしよほどの古株でもない限りデュアルランドSinkholeといった初期のカードまで持っていることはないし、スタンダードエクステンデッド時にはなんら注目されていなかったカードが注目されていこともままあるので、本気でトーナメントクラスのデッキを作成する場合には、どのプレイヤーがどのデッキを作る場合でも大抵は相当の資金がかかる。

カード・プールの広さからコンボデッキばかりかと思われがちだがそうでもない。環境を破壊しそうなカードは件並み禁止されている事もあって、むしろクリーチャー主体のクロック・パーミッション系のデッキが強い環境である。もちろん、コンボデッキも存在するし、コントロールデッキパーミッション)も同様である。特定のデッキに対して強烈に利くカードを簡単にチョイス出来る為、メタは非常に混沌としている。

ヴィンテージ程環境が尖っていない為、一種のMTGの「オールスター戦」であるとも言える。特に黒ウィニー白ウィニー等の単色ウィニーや、青単コントロールバーン等といった、常に該当するカードがブロックに存在するようなデッキタイプにとっては、まさに集大成であり、総力戦が楽しめる。その他のカードとのシナジーにより、スタンダードエクステンデッドではどうと言うことも無かったカードでも、思いもよらない相互作用で禁止カード入りをしているものもある(世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragonなど)。巻き添えを食ってキーカードが使えず消滅したデッキも少なくない。逆に、特定の対策カードが存在するばっかりにイマイチ結果を残せないデッキも多い。

エクステンデッドの後釜と目されるフォーマットでもある。ただ、エキスパンションの増加がこれからも目に見えている現状、どれだけその役を担えるかはまだ未知数な域が多い。2005年からはレガシーのグランプリも海外で開催されるようになり、盛況を博した([1])。遂に世界選手権07でも採用され、今後の動向が注目される。

使用可能カードセット

禁止カード

主なデッキ・その他

参考

MOBILE