落とし格子/Portcullis

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
2行: 2行:
 
対[[クリーチャー]][[デッキ]]の[[アーティファクト]]。[[戦場に出る|戦場に出た]]クリーチャーが3体目以降ならば、これがある限り[[追放]]される。
 
対[[クリーチャー]][[デッキ]]の[[アーティファクト]]。[[戦場に出る|戦場に出た]]クリーチャーが3体目以降ならば、これがある限り[[追放]]される。
  
アーティファクト対策のできない[[黒]]に対して有効だった。
+
アーティファクト対策ができない[[黒]][[単色]]デッキに対して有効だった。
  
 
同時に3体以上のクリーチャーが戦場に出た場合でも有効なので、[[生ける屍/Living Death]]対策としても使われた。
 
同時に3体以上のクリーチャーが戦場に出た場合でも有効なので、[[生ける屍/Living Death]]対策としても使われた。

2009年11月7日 (土) 16:11時点における版


Portcullis / 落とし格子 (4)
アーティファクト

クリーチャー1体が戦場に出るたび、戦場に他のクリーチャーが2体以上存在する場合、そのクリーチャーを追放する。落とし格子が戦場を離れたとき、そのカードをオーナーのコントロール下で戦場に戻す。


クリーチャーデッキアーティファクト戦場に出たクリーチャーが3体目以降ならば、これがある限り追放される。

アーティファクト対策ができない単色デッキに対して有効だった。

同時に3体以上のクリーチャーが戦場に出た場合でも有効なので、生ける屍/Living Death対策としても使われた。

  • 同時に3体以上戦場に出た場合、残るクリーチャーは結果的に落とし格子のコントローラーが選ぶことになる。なぜなら、この能力は戦場に出た各クリーチャーごとに誘発し、それをスタックに乗せる順を決めるのが落とし格子のコントローラーだからである。能力解決時に他のクリーチャーが戦場に1体以下ならば追放されないので、残したいクリーチャーの誘発分を最初にスタックに乗せればよい。
    • もちろん、元から戦場にクリーチャーがいるのなら話は変わってくる。
  • これが戦場を離れたときに誘発する誘発型能力は、クリーチャーが戦場に出たときの誘発型能力で生成される遅延誘発型能力である。追放されたクリーチャーの数だけ誘発するため、もみ消し/Stifle1枚につき1体分しか帰還を妨げられない。
    • 1999年5月頃のオラクル更新によって、一時期、遅延誘発型能力はこれ自身が最初から持つ1つの誘発型能力となり、1回の誘発で追放したすべてのクリーチャーを戻すようになっていた(つまり、もみ消し1枚で全クリーチャーの帰還を妨げることができる)が、2009年7月11日のオラクル更新で遅延誘発型能力に戻された。
  • クリーチャーが戦場に出たときの誘発型能力に対応してこれを戦場から離れさせることによって、ナイトメアなどと同様のトリックが可能である。
  • 世界選手権98で、2日目終了時6位だった中村聡に悪夢を見させたカード(俗に言う「落とし格子事件」(日本選手団奮戦記 艱難辛苦編参照))。
    • このときの中村のデッキにはアーティファクト対策は入っておらず、辛うじて対処できるといえば貿易風ライダー/Tradewind Riderバウンスするぐらいしかなかった。しかし当然の事ながらクリーチャーを並べることを許さないこのカードに対処する手段としてははなはだ心もとなく、現実的には対処不能と言ってよかった。

参考

MOBILE