クァーグノス/Quagnoth
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
6行: | 6行: | ||
[[サイズ]]も4/5となかなかの[[大型クリーチャー|大型]]であるため、[[パーミッション]]などの打ち消しを擁する[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]に対して有効な[[カード]]である。また4/4を一方的に葬れる上に[[火力]]も効かないので比較的中速の[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]にも効果的。 | [[サイズ]]も4/5となかなかの[[大型クリーチャー|大型]]であるため、[[パーミッション]]などの打ち消しを擁する[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]に対して有効な[[カード]]である。また4/4を一方的に葬れる上に[[火力]]も効かないので比較的中速の[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]にも効果的。 | ||
− | *これが捨てさせられた時の[[誘発型能力]]は[[領域変更誘発]] | + | *これが捨てさせられた時の[[誘発型能力]]は[[領域変更誘発]]であるが、「手札から」は{{CR|603.6d}}に該当しないため、誘発のチェックは通常通り「イベントの直後」に行う。つまり、能力が実際に誘発するのは[[墓地]]である。 |
**[[イクスリッドの看守/Yixlid Jailer]](「墓地にあるカードはすべての能力を失う。」)が[[戦場]]に出ている場合、誘発しない。 | **[[イクスリッドの看守/Yixlid Jailer]](「墓地にあるカードはすべての能力を失う。」)が[[戦場]]に出ている場合、誘発しない。 | ||
**[[虚空の力線/Leyline of the Void]]等により墓地ではなく[[追放]][[領域]]に移った場合、能力はその領域で誘発し手札に戻る。 | **[[虚空の力線/Leyline of the Void]]等により墓地ではなく[[追放]][[領域]]に移った場合、能力はその領域で誘発し手札に戻る。 | ||
− | **[[レンの書庫/Library of Leng]]等により直接[[ライブラリー]] | + | **[[レンの書庫/Library of Leng]]等により直接[[ライブラリー]]に移った場合は、状況によって処理が多少異なるが、手札に戻らないという点は共通している。 |
+ | ***そのカードが手札ですべてのプレイヤーに見えている場合は、{{CR|603.6d}}に該当するため「捨てさせられる直前」の状態を基準にしやはり誘発するが、戻すべきカードが非公開領域に移動してしまうため、解決時にカードを戻す事に失敗し何もしない。({{CR|603.6}}) | ||
+ | ***そのカードが手札ですべてのプレイヤーに見えていなかった場合は、{{CR|701.7c}}に該当するためそのカードは能力を持たない(未定義)として扱われ、誘発しない。 | ||
*能力誘発後に[[墓地対策]]カード等で追放された場合は、能力自体は[[解決]]するが、(カードが存在しないので)何もしない。 | *能力誘発後に[[墓地対策]]カード等で追放された場合は、能力自体は[[解決]]するが、(カードが存在しないので)何もしない。 | ||
*[[メガハンデス]]対策として、[[緑マナ]]が出ない[[デッキ]]の[[サイドボード]]に入っていることも。捨てる側に選択権のある[[手札破壊]]カードばかりなので、毎回このカードを捨てることで手札破壊の効果を大きく減らせる。 | *[[メガハンデス]]対策として、[[緑マナ]]が出ない[[デッキ]]の[[サイドボード]]に入っていることも。捨てる側に選択権のある[[手札破壊]]カードばかりなので、毎回このカードを捨てることで手札破壊の効果を大きく減らせる。 |
2010年3月9日 (火) 13:31時点における版
Quagnoth / クァーグノス (5)(緑)
クリーチャー — ビースト(Beast)
クリーチャー — ビースト(Beast)
刹那(この呪文がスタックにあるかぎり、プレイヤーは呪文を唱えられず、マナ能力でない起動型能力を起動できない。)
被覆(このクリーチャーは呪文や能力の対象にならない。)
対戦相手1人がコントロールする呪文や能力によって、あなたがクァーグノスを捨てさせられたとき、それをあなたの手札に戻す。
スクラーグノス/Scragnothの強化版といったクリーチャー。サイズも点数で見たマナ・コストも一回り大きくなっている。
元になったスクラーグノスは打ち消されない、プロテクション(青)など、対青に特化したデザインとなっていた。それに対してこちらは、時のらせんですっかりお馴染みになった刹那で打ち消しを回避、さらに未来予知でキーワード能力化された被覆に、手札から捨てさせられても戻ってくる能力と、単体除去や手札破壊に対しても格段に強くなっている。コンセプト的には、対抗色である青と黒の両方に対したデザインと言える。
サイズも4/5となかなかの大型であるため、パーミッションなどの打ち消しを擁するコントロールデッキに対して有効なカードである。また4/4を一方的に葬れる上に火力も効かないので比較的中速のビートダウンにも効果的。
- これが捨てさせられた時の誘発型能力は領域変更誘発であるが、「手札から」はCR:603.6dに該当しないため、誘発のチェックは通常通り「イベントの直後」に行う。つまり、能力が実際に誘発するのは墓地である。
- イクスリッドの看守/Yixlid Jailer(「墓地にあるカードはすべての能力を失う。」)が戦場に出ている場合、誘発しない。
- 虚空の力線/Leyline of the Void等により墓地ではなく追放領域に移った場合、能力はその領域で誘発し手札に戻る。
- レンの書庫/Library of Leng等により直接ライブラリーに移った場合は、状況によって処理が多少異なるが、手札に戻らないという点は共通している。
- 能力誘発後に墓地対策カード等で追放された場合は、能力自体は解決するが、(カードが存在しないので)何もしない。
- メガハンデス対策として、緑マナが出ないデッキのサイドボードに入っていることも。捨てる側に選択権のある手札破壊カードばかりなので、毎回このカードを捨てることで手札破壊の効果を大きく減らせる。
- 開発時の名称は「Boss Scragnoth」。(→Timeshift After Timeshift参照)
ストーリー
クァーグノス/Quagnothは全身が灰白色で頭部は青・赤の縞模様、黒く大きな二つの眼と牙の生えた口を持ち、後頭部から背中にかけて黄色のトゲを多数生やし、背面と腰部に赤味がかったヒレ、前足2本後足2本で四肢には各3本の指と鋭い鉤爪、長い尾を持つトカゲのような生物(イラスト)。スクラーグノス/Scragnothの仲間であり、酸の海に住み、鉄の海藻(ironkelp)を寝床とする。その鱗は生息地の酸性水に耐え跳ね返すだけの力があり、魔法にも同様の抵抗力を持っている。
- 「quag-」は「沼、湿地」の意。
登場
- Lexicon of the Future(公式記事)