ガラク/Garruk

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'''ガラク'''/''Garruk''は[[エルドラージ覚醒]]のキャラクター。カードとしては[[ローウィン]]の[[野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker]]が初出。
 
'''ガラク'''/''Garruk''は[[エルドラージ覚醒]]のキャラクター。カードとしては[[ローウィン]]の[[野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker]]が初出。
  
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彼の狩場は[[多元宇宙/Multiverse]]全てであり、そのためにどの次元に住んでいるのかは知られていない。
 
彼の狩場は[[多元宇宙/Multiverse]]全てであり、そのためにどの次元に住んでいるのかは知られていない。
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===召喚術===
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ガラクは召喚術の達人であり、その呪文は野生の獣たちを召喚し、強化する。今まで倒した獲物たちと合体/Connectすることによって彼の力は高まり、まさに千の怪物と化す。
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===[[ゼンディカー/Zendikar]]での狩猟===
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ガラクはかつてゼンディカーに赴いて、変わり樹/Turntimberの[[ワーム]]を狩猟した経験がある。<ref>ヴェールの呪い/The Veil's Curse 第一部</ref>そのため、[[無限連合/Infinite Consortium|異次元間組織]]が総力を挙げて解読しようとして情報を集めても、どこの地図であるかも判らなかった巻物を一目見ただけでゼンディカーの地図である事を見抜いた。
  
 
==経歴==
 
==経歴==
===The Wild Son===
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===The Wild Son(1)===
ガラクは知られていない次元で、[[特務魔道士/Task Mage]]であった父のRaklanと共に農場で暮らしていた。彼が10歳の時に父から初めての魔法を教わった。その後、その地の支配者Faldus卿の執行官の一隊が訪れ、卿の軍隊にガラクを徴兵しようとした。父はガラクに離れていても会話が出来る[[アーティファクト]]を手渡し、彼を森へ逃がす。
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ガラクは知られていない次元で、[[特務魔道士/Task Mage]]であった父のRaklanと共に農場で暮らしていた。彼が10歳の時に父から初めての魔法を教わった。その後、その地の支配者Faldus卿の執行官(Sheriff)の一隊が訪れ、卿の軍隊にガラクを徴兵しようとした。父はガラクに離れていても会話が出来る[[アーティファクト]]を手渡し、彼を森の奥へ逃げるように言う。
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逃走中に[[超大なベイロス/Enormous Baloth]]と遭遇して転んでしまい追手の兵士に見つかってしまうが、彼らがベイロスに襲われている間にガラクは逃げ延びた。アーティファクトを通じて父の最期の言葉を聞いたガラクは、その教えに従って、彼の魔法によってその場にいたベイロス親子を従える。
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''「自然はお前の友だ。森とそれが与えてくれるものを信じるのだ。だが、ガラク、最も大切なことを心せよ……人は誰しも嘘をつくことが出来る。偽りを予期するのだ。息子よ、お前を愛している。」''
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父の死から7年が経ち、森の中で逞しい青年に成長したガラクはベイロスたちを率いてかつて彼の家であった農場へと向かう。父を殺した執行官への復讐のために。しかし、執行官は彼の父がまだ生きていると告げる。彼は父の教えを思い出し、不審に思いながらも地下牢へついていく。そこには胸に剣が刺さったままの父の死骸があった。執行官はガラクを地下牢内へ突き飛ばし、召喚したクリーチャーたちは助けに来れまいと嘲笑う。しかし、ガラクはそこに[[尊大なワーム/Arrogant Wurm]]を召喚し、復讐を果たして去っていった。その戦利品として、父の形見であるアーティファクトと執政官の兜を手にして。
  
 
===ハンターとヴェール/The Hunter and the Veil===
 
===ハンターとヴェール/The Hunter and the Veil===
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いずこかの次元で、ガラクは[[ウルソス/Ursoth]]という凶暴なクリーチャーを狩り、自らの力の一部として関連付ける。
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[[Onakke|オナケ/Onakke]]にて、ガラクが召喚したクリーチャーの一匹が[[リリアナ・ヴェス/Liliana Vess (ストーリー)|リリアナ・ヴェス/Liliana Vess]]によって殺され、憤慨した彼は彼女を古代の霊廟にて急襲する。しかし、鎖のヴェール/The Chain Veilと呼ばれる古代の強力な魔法遺物を手に入れた彼女によって一蹴され、呪いを享けることとなる。
  
 
===ヴェールの呪い/The Veil's Curse===
 
===ヴェールの呪い/The Veil's Curse===
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呪いによって自身のみならず、召喚したクリーチャーですら腐敗してしまうようになったガラク。リリアナの居場所の情報を知るであろう人物に会うために、二度とは戻らないと誓った場所である[[ラヴニカ/Ravnica]]へとプレインズウォークする。
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ガラクは、かつてリリアナと愛し合った男である[[ジェイス・ベレレン/Jace Beleren (ストーリー)|ジェイス・ベレレン/Jace Beleren]]が支配する[[無限連合/Infinite Consortium]]ラヴニカ支部へ強引に押し入る。
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呪いによって正気を失っているガラクは、それを見て取ったジェイスの言葉にも耳を貸さずに力づくで脅迫するのものの、途中で我に帰って謝罪する。ジェイスに癒し手の[[プレインズウォーカー・シリーズのその他のキャラクター#Emmara Tandris|エマーラ/Emmara]]の元へ行くことを薦められ、その後にリリアナのところへ案内すると提案されるが、肉体の病ではないと断り、彼女の居る次元の名前を教えるように要求する。タヴェリア/Taveliaと告げられたガラクは、ジェイスが研究していた巻物はゼンディカーへの地図であることと、その危険への警告を残して去っていく。
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===The Wild Son(2)===
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恐らくはタヴェリアと推測される次元。その世界の将軍を手土産に、目隠しをした[[ゴルゴン]]とリリアナの居場所について交渉するも、彼女は知らないと答えた。彼女に名前を聞かれたガラクは「ジェイス・ベレレン」と答える。危うくゴルゴンの「コレクション」にされそうになったガラクだが、その視線を避けることができた。
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ガラクはその場を去るが、ゴルゴンたちの前に置いていった将軍の首から提げた父の形見のアーティファクトを通じて彼女と下僕たちの会話を盗み聞きする。リリアナが彼女を滅ぼそうとしていることや、コソフェッド/Kothophedに関する情報を得たガラクは、リリアナを追うためにプレインズウォークする。
  
 
==登場==
 
==登場==
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*The Wild Son([http://www.wizards.com/Magic/Multiverse/Article.aspx?x=mtgcom/feature2/67b 1]、[http://www.wizards.com/Magic/Multiverse/Article.aspx?x=mtgcom/feature2/68b 2]、[http://www.wizards.com/Magic/Multiverse/Article.aspx?x=mtgcom/feature2/69a 3])(コミック)
 
*The Wild Son([http://www.wizards.com/Magic/Multiverse/Article.aspx?x=mtgcom/feature2/67b 1]、[http://www.wizards.com/Magic/Multiverse/Article.aspx?x=mtgcom/feature2/68b 2]、[http://www.wizards.com/Magic/Multiverse/Article.aspx?x=mtgcom/feature2/69a 3])(コミック)
 
*[[The Curse of the Chain Veil]](小説、発売無期限延期)
 
*[[The Curse of the Chain Veil]](小説、発売無期限延期)
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==脚注==
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==参考==
 
==参考==
 
*[[背景世界/ストーリー用語]]
 
*[[背景世界/ストーリー用語]]

2011年2月20日 (日) 19:34時点における版

ガラク/Garrukエルドラージ覚醒のキャラクター。カードとしてはローウィン野生語りのガラク/Garruk Wildspeakerが初出。

目次

解説

次元/Planeを渡り、より強大かつ凶悪な獲物を追い求める狩人。人間男性のプレインズウォーカー/Planeswalkerイラスト

彼の狩場は多元宇宙/Multiverse全てであり、そのためにどの次元に住んでいるのかは知られていない。

召喚術

ガラクは召喚術の達人であり、その呪文は野生の獣たちを召喚し、強化する。今まで倒した獲物たちと合体/Connectすることによって彼の力は高まり、まさに千の怪物と化す。

ゼンディカー/Zendikarでの狩猟

ガラクはかつてゼンディカーに赴いて、変わり樹/Turntimberのワームを狩猟した経験がある。[1]そのため、異次元間組織が総力を挙げて解読しようとして情報を集めても、どこの地図であるかも判らなかった巻物を一目見ただけでゼンディカーの地図である事を見抜いた。

経歴

The Wild Son(1)

ガラクは知られていない次元で、特務魔道士/Task Mageであった父のRaklanと共に農場で暮らしていた。彼が10歳の時に父から初めての魔法を教わった。その後、その地の支配者Faldus卿の執行官(Sheriff)の一隊が訪れ、卿の軍隊にガラクを徴兵しようとした。父はガラクに離れていても会話が出来るアーティファクトを手渡し、彼を森の奥へ逃げるように言う。

逃走中に超大なベイロス/Enormous Balothと遭遇して転んでしまい追手の兵士に見つかってしまうが、彼らがベイロスに襲われている間にガラクは逃げ延びた。アーティファクトを通じて父の最期の言葉を聞いたガラクは、その教えに従って、彼の魔法によってその場にいたベイロス親子を従える。

「自然はお前の友だ。森とそれが与えてくれるものを信じるのだ。だが、ガラク、最も大切なことを心せよ……人は誰しも嘘をつくことが出来る。偽りを予期するのだ。息子よ、お前を愛している。」

父の死から7年が経ち、森の中で逞しい青年に成長したガラクはベイロスたちを率いてかつて彼の家であった農場へと向かう。父を殺した執行官への復讐のために。しかし、執行官は彼の父がまだ生きていると告げる。彼は父の教えを思い出し、不審に思いながらも地下牢へついていく。そこには胸に剣が刺さったままの父の死骸があった。執行官はガラクを地下牢内へ突き飛ばし、召喚したクリーチャーたちは助けに来れまいと嘲笑う。しかし、ガラクはそこに尊大なワーム/Arrogant Wurmを召喚し、復讐を果たして去っていった。その戦利品として、父の形見であるアーティファクトと執政官の兜を手にして。

ハンターとヴェール/The Hunter and the Veil

いずこかの次元で、ガラクはウルソス/Ursothという凶暴なクリーチャーを狩り、自らの力の一部として関連付ける。

オナケ/Onakkeにて、ガラクが召喚したクリーチャーの一匹がリリアナ・ヴェス/Liliana Vessによって殺され、憤慨した彼は彼女を古代の霊廟にて急襲する。しかし、鎖のヴェール/The Chain Veilと呼ばれる古代の強力な魔法遺物を手に入れた彼女によって一蹴され、呪いを享けることとなる。

ヴェールの呪い/The Veil's Curse

呪いによって自身のみならず、召喚したクリーチャーですら腐敗してしまうようになったガラク。リリアナの居場所の情報を知るであろう人物に会うために、二度とは戻らないと誓った場所であるラヴニカ/Ravnicaへとプレインズウォークする。

ガラクは、かつてリリアナと愛し合った男であるジェイス・ベレレン/Jace Belerenが支配する無限連合/Infinite Consortiumラヴニカ支部へ強引に押し入る。

呪いによって正気を失っているガラクは、それを見て取ったジェイスの言葉にも耳を貸さずに力づくで脅迫するのものの、途中で我に帰って謝罪する。ジェイスに癒し手のエマーラ/Emmaraの元へ行くことを薦められ、その後にリリアナのところへ案内すると提案されるが、肉体の病ではないと断り、彼女の居る次元の名前を教えるように要求する。タヴェリア/Taveliaと告げられたガラクは、ジェイスが研究していた巻物はゼンディカーへの地図であることと、その危険への警告を残して去っていく。

The Wild Son(2)

恐らくはタヴェリアと推測される次元。その世界の将軍を手土産に、目隠しをしたゴルゴンとリリアナの居場所について交渉するも、彼女は知らないと答えた。彼女に名前を聞かれたガラクは「ジェイス・ベレレン」と答える。危うくゴルゴンの「コレクション」にされそうになったガラクだが、その視線を避けることができた。

ガラクはその場を去るが、ゴルゴンたちの前に置いていった将軍の首から提げた父の形見のアーティファクトを通じて彼女と下僕たちの会話を盗み聞きする。リリアナが彼女を滅ぼそうとしていることや、コソフェッド/Kothophedに関する情報を得たガラクは、リリアナを追うためにプレインズウォークする。

登場

登場カード

デュエルデッキ

カード名に登場

基本セット2011
ガラクの群れ率い/Garruk's Packleaderガラクの仲間/Garruk's Companion

フレイバー・テキストに登場

基本セット2011
ガラクの群れ率い/Garruk's Packleader、帰化/Naturalize
基本セット2010
霧の豹/Mist Leopard

イラストに登場

ガラクvsリリアナ
調和/Harmonize

登場作品・登場記事

脚注

  1. ヴェールの呪い/The Veil's Curse 第一部

参考

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