ゴルゴン

提供:MTG Wiki

移動: 案内, 検索

ゴルゴン/Gorgonクリーチャー・タイプの1つ。



初出はジャッジメント仮面のゴルゴン/Masked Gorgon。その後も時折新種が登場しているほか、クリーチャー・タイプ大再編ではInfernal Medusaがメドゥーサ(Medusa)からゴルゴンになった。一度に多くは登場しない種族であるが、元ネタであるギリシア神話をモチーフにしたテーロスでは過去最多の4体が収録された。

いずれもかそれを含む多色

ゴルゴンの多くは石化の視線を表現した能力を持っている。それは接死バジリスク能力戦慄をなす者ヴィザラ/Visara the Dreadfulのような直接的なクリーチャー除去、さらには本当に「石化」させてしまう能力など多岐に渡る。

タイプ的カードとしては、のクリーチャーにプロテクション(ゴルゴン)を与えてしまう仮面のゴルゴンや、ゴルゴンでないクリーチャーを破壊する残酷なハイソニア/Hythonia the Cruelと共通のタイプ的カードである囁く毒蛇、アフェリア/Aphelia, Viper Whispererなどがある。

伝説のゴルゴンはファウンデーションズ・ジャンプスタート現在6体存在する(「伝説の(Legendary)・ゴルゴン(Gorgon)」でWHISPER検索)。

[編集] ストーリー

ゴルゴン(ゴルゴーン)とは、ギリシア語で「恐ろしいもの」の意。ギリシア神話では蛇の髪の毛を持つ醜悪な女性、ステンノ・エウリュアレ・メドゥーサの3人姉妹として描写される。また、その姿を直視したものは石になるという伝説を持ち、そのためギリシア神話の英雄ペルセウスは、直視しないよう鏡のように磨いた盾にゴルゴンを映しながら戦った。またホメロスの「イリアス」によれば、無敵の盾「アイギス(イージス)」にペルセウスが倒したゴルゴンの首がつけられているという。

  • 醜い悪の化身のようにかかれるが、それはゴルゴンを異教(邪教)という視点からとらえたためにそう描かれているという説もある。少数だが宗教によってはゴルゴンを大地の女神のように描くものもあり、決してゴルゴン=悪というわけではない。
  • カード名にアイギス(Aegis)を含むカードは何枚か存在しているが、いずれもゴルゴンの能力には無関係である(→カード名を「Aegis」で検索)。
  • しばしばゴルゴンの代名詞としてメドゥーサが使われる(ゴルゴンは種族名もしくは3姉妹のこと、メドゥーサは個人名)。

マジック:ザ・ギャザリングにおけるゴルゴンは伝説を元にしてはいるがその髪の毛は蛇頭ではなく、蛇の尾をイメージさせるワイヤー状である点が特徴[1]

生息が確認できる次元/Planeは、ドミナリア/Dominariaオタリア/Otaria大陸、ラヴニカ/Ravnicaシャンダラー/Shandalarテーロス/Theros

[編集] 脚注

  1. Magic's Exclusive Creatures/マジックの独自クリーチャーたち(Savor The Flavor 2011年8月10日 Doug Beyer著)
  2. Magic Online Theros Prerelease and Release EventsMagic Online 2013年9月11日 Mike Turian著)

[編集] 参考

MOBILE