前兆の機械/Omen Machine
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2011年7月24日 (日) 19:34時点における版
Omen Machine / 前兆の機械 (6)
アーティファクト
アーティファクト
プレイヤーはカードを引けない。
各プレイヤーのドロー・ステップの開始時に、そのプレイヤーは自分のライブラリーの一番上のカードを追放する。それが土地カードである場合、そのプレイヤーはそれを戦場に出す。そうでない場合、そのプレイヤーは可能ならばそれをそれのマナ・コストを支払うことなく唱える。
ドロー・ステップにライブラリーの一番上のカードを引くのではなく、その場で強制的にプレイさせるアーティファクト。野生の喚起/Wild Evocationに少し似ている。
既存のデッキは大きな影響を受ける。カウンター呪文は基本的に対象がないため、追放されたまま唱えられない。マナ加速呪文もほぼ無意味となる。インスタント・ソーサリーのコンボパーツも、単体では機能しないことが多いだろう。このカードが出た後は手札が増えなくなることも合わせ、それらのカードを多用するコントロールやコンボデッキに対して特に有効である。ただし、フィニッシャーをタダで戦場に出させてしまう可能性には注意。
自分はパーマネント・カードなど、タイミングを選ばないカードを主体にして影響を受けづらくするか、マナ・コストを踏み倒せることを利用し、重い呪文で一気に勝負を決めてしまうかどちらかになるだろう。しかしこのカード自体が6マナと重いため、マナ加速もコントロール要素もないのではさすがに厳しい。このカードを出した後に無駄となるカードを減らしつつ、いかにコンスタントにこのカードを出せるようにするかのデッキ調整が必要と言える。占術といったライブラリー操作できるカードとは相性がよい。
参考
- 壁紙 (WotC,十一段目)
- カード個別評価:新たなるファイレクシア / ファイレクシア陣営 - レア