ランページ
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(→解説) |
|||
21行: | 21行: | ||
ランページを持つカードは全ての[[色]]と[[アーティファクト]]に存在する。[[単色]]では[[赤]]と[[緑]]に多いが、[[多色]]を含めると[[白]]も赤と緑に並ぶ。[[青]]のランページは同時に白を含む多色の[[Hunding Gjornersen]]と[[クロミウム/Chromium]]の2種で、[[黒]]絡みはクロミウムのみ。また、ランページを与えるカードは白の[[Rapid Fire]]だけである。 | ランページを持つカードは全ての[[色]]と[[アーティファクト]]に存在する。[[単色]]では[[赤]]と[[緑]]に多いが、[[多色]]を含めると[[白]]も赤と緑に並ぶ。[[青]]のランページは同時に白を含む多色の[[Hunding Gjornersen]]と[[クロミウム/Chromium]]の2種で、[[黒]]絡みはクロミウムのみ。また、ランページを与えるカードは白の[[Rapid Fire]]だけである。 | ||
− | のちに「2体目以降の」が除かれた能力や数を数えない[[武士道]] | + | のちに「2体目以降の」が除かれた能力や数を数えない[[武士道]]などが登場した。[[R&D]]いわく、「ランページはかなりひどい武士道」だそうで、実際にその使い勝手の差は歴然としている。 |
*[[ミラージュ]]以降、この能力を持ったカードは作られておらず、[[基本セット]]でも[[第5版]]に2枚が[[再録]]されたのみ。以後の登場はないと思われたが、[[時のらせん]]の[[タイムシフト]]でこの能力を持つ[[大喰らいの巨人/Craw Giant]]が再録された。 | *[[ミラージュ]]以降、この能力を持ったカードは作られておらず、[[基本セット]]でも[[第5版]]に2枚が[[再録]]されたのみ。以後の登場はないと思われたが、[[時のらせん]]の[[タイムシフト]]でこの能力を持つ[[大喰らいの巨人/Craw Giant]]が再録された。 | ||
*[[寄せ餌/Lure]]などの強制的に[[対戦相手]]のクリーチャーにブロックさせるカードとの相性は良い。ランページの[[スタンダード]]存在時に、寄せ餌のような[[エンチャント]]がもっとあれば少しは見直された能力だったのだろうか。 | *[[寄せ餌/Lure]]などの強制的に[[対戦相手]]のクリーチャーにブロックさせるカードとの相性は良い。ランページの[[スタンダード]]存在時に、寄せ餌のような[[エンチャント]]がもっとあれば少しは見直された能力だったのだろうか。 | ||
− | * | + | *元々は「Berserk」という名前であったが、同名の[[Berserk]]が存在したため、ランページに変更された。また、ランページの値は「1ターンにN回攻撃に参加でき、2回目以降の攻撃はブロックされない」という意味であった(→[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/cotd/0802 Card of the Day 2002/08/28]([http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200208.shtml 邦訳])参照)。 |
==参考== | ==参考== | ||
32行: | 32行: | ||
*[[ルーリング]] | *[[ルーリング]] | ||
− | {{#cr: | + | {{#cr:{{キーワード能力のCR番号|ランページ}}}} |
[[Category:キーワード能力|らんへえし]] | [[Category:キーワード能力|らんへえし]] | ||
__NOTOC__ | __NOTOC__ |
2011年7月31日 (日) 16:45時点における版
ランページ/Rampage | |
---|---|
種別 | 誘発型能力 |
登場セット | 多数 |
CR | CR:702.23 |
ランページ/Rampageは、レジェンドで制定されたキーワード能力。クリーチャーが持つ、ブロック・クリーチャー指定ステップの間に誘発する誘発型能力である。
定義
ランページ N/Rampage Nは、「このクリーチャーがブロックされるたび、このクリーチャーをブロックしている2体目以降のクリーチャー1体につきターン終了時まで+N/+Nの修整を受ける。」を意味する。
解説
間接的なブロック制限のような能力で、これを持つクリーチャーはウィニーの群れにつぶされにくい。また、巨大クリーチャーがこれを持つと戦闘で破壊することは困難になるだろう。
ただし、ポイントは「2体以上がブロック」しないとなにも起きないというところ。頻繁に起きる状況ではなくありがたみが薄かった。
ランページを持つカードは全ての色とアーティファクトに存在する。単色では赤と緑に多いが、多色を含めると白も赤と緑に並ぶ。青のランページは同時に白を含む多色のHunding Gjornersenとクロミウム/Chromiumの2種で、黒絡みはクロミウムのみ。また、ランページを与えるカードは白のRapid Fireだけである。
のちに「2体目以降の」が除かれた能力や数を数えない武士道などが登場した。R&Dいわく、「ランページはかなりひどい武士道」だそうで、実際にその使い勝手の差は歴然としている。
- ミラージュ以降、この能力を持ったカードは作られておらず、基本セットでも第5版に2枚が再録されたのみ。以後の登場はないと思われたが、時のらせんのタイムシフトでこの能力を持つ大喰らいの巨人/Craw Giantが再録された。
- 寄せ餌/Lureなどの強制的に対戦相手のクリーチャーにブロックさせるカードとの相性は良い。ランページのスタンダード存在時に、寄せ餌のようなエンチャントがもっとあれば少しは見直された能力だったのだろうか。
- 元々は「Berserk」という名前であったが、同名のBerserkが存在したため、ランページに変更された。また、ランページの値は「1ターンにN回攻撃に参加でき、2回目以降の攻撃はブロックされない」という意味であった(→Card of the Day 2002/08/28(邦訳)参照)。
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 7 その他のルール
- 702 キーワード能力
- 702.23 ランページ/Rampage
- 702.23a ランページは誘発型能力である。「ランページ N/Rampage N」は、「このクリーチャーがブロックされた状態になるたび、ターン終了時まで、このクリーチャーをブロックしている2体目以降のクリーチャー1体につき+N/+Nの修整を受ける。」を意味する。(rule 509〔ブロック・クリーチャー指定ステップ〕参照。)
- 702.23b ランページのボーナスは各戦闘ごとに、この誘発型能力が解決される時点で1回だけ計算する。その戦闘中後になってブロック・クリーチャーが追加されたり、取り除かれたりしても、ボーナスは変わらない。
- 702.23c クリーチャーが複数のランページを持つ場合、それぞれが別々に誘発する。
- 702.23 ランページ/Rampage
- 702 キーワード能力