CIP
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
9行: | 9行: | ||
*CIP能力を持つ[[クリーチャー]]が戦場に出たとき、なんらかの原因により[[状況起因処理]]によってすぐに[[墓地]]に置かれる場合でも、問題なくそのCIPは誘発される。(例:[[仕組まれた疫病/Engineered Plague]]で[[エルフ]]を指定されている場合に、[[エルフの幻想家/Elvish Visionary]]を戦場に出す場合など) | *CIP能力を持つ[[クリーチャー]]が戦場に出たとき、なんらかの原因により[[状況起因処理]]によってすぐに[[墓地]]に置かれる場合でも、問題なくそのCIPは誘発される。(例:[[仕組まれた疫病/Engineered Plague]]で[[エルフ]]を指定されている場合に、[[エルフの幻想家/Elvish Visionary]]を戦場に出す場合など) | ||
*[[パーマネント]][[呪文]]を解決したあとに[[能力]]が[[誘発]]する関係上、普通の[[ソーサリー]]呪文とは若干挙動が異なる。相手はパーマネント呪文に対応して呪文や能力を[[スタック]]に乗せることで「CIP能力がスタックに乗る前に対策する」ことが出来てしまう。 | *[[パーマネント]][[呪文]]を解決したあとに[[能力]]が[[誘発]]する関係上、普通の[[ソーサリー]]呪文とは若干挙動が異なる。相手はパーマネント呪文に対応して呪文や能力を[[スタック]]に乗せることで「CIP能力がスタックに乗る前に対策する」ことが出来てしまう。 | ||
− | **具体的に言うと、[[炎の斬りつけ/Flame Slash]]も[[火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu]]も「[[対象]]のクリーチャーに4点の[[ダメージ]]」だが、相手が[[高層の神秘家/Aerie Mystics]]を[[コントロール]]している場合、前者なら[[立ち消え]]だけで済むが、後者だと味方を撃たねばならなくなる。 | + | **具体的に言うと、[[炎の斬りつけ/Flame Slash]]も[[火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu]]も「[[対象]]のクリーチャーに4点の[[ダメージ]]」だが、相手が[[高層の神秘家/Aerie Mystics]]を[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]している場合、前者なら[[立ち消え]]だけで済むが、後者だと味方を撃たねばならなくなる。 |
*対になる概念として、「戦場から墓地に落ちる(ときに誘発する能力)」のことを[[PIG]](能力)という。 | *対になる概念として、「戦場から墓地に落ちる(ときに誘発する能力)」のことを[[PIG]](能力)という。 | ||
==参考== | ==参考== |
2011年11月8日 (火) 13:25時点における版
CIPとは、「戦場に出る」という意味の俗語。
単独で用いられることはほとんどなく、主に「CIP能力」という形で「戦場に出たとき誘発する誘発型能力」を指す。
- 「CIP」だけでCIP能力を指している場合もある。
- 元々の意味は「場に出る」で、語源は「場に出る」の英語「Comes Into Play」の略。
- 日本では「チップ」と読む人もいる。
- 現在は用語が改訂され、かつての「場に出る」は「戦場に出る(Enters the Battlefield)」となっているため、「EtB」と表記する人もいる。だがこの表記はまだ一般的ではなく、以前のまま「CIP」と表記する人が多い。
- CIP能力を持つクリーチャーが戦場に出たとき、なんらかの原因により状況起因処理によってすぐに墓地に置かれる場合でも、問題なくそのCIPは誘発される。(例:仕組まれた疫病/Engineered Plagueでエルフを指定されている場合に、エルフの幻想家/Elvish Visionaryを戦場に出す場合など)
- パーマネント呪文を解決したあとに能力が誘発する関係上、普通のソーサリー呪文とは若干挙動が異なる。相手はパーマネント呪文に対応して呪文や能力をスタックに乗せることで「CIP能力がスタックに乗る前に対策する」ことが出来てしまう。
- 具体的に言うと、炎の斬りつけ/Flame Slashも火炎舌のカヴー/Flametongue Kavuも「対象のクリーチャーに4点のダメージ」だが、相手が高層の神秘家/Aerie Mysticsをコントロールしている場合、前者なら立ち消えだけで済むが、後者だと味方を撃たねばならなくなる。
- 対になる概念として、「戦場から墓地に落ちる(ときに誘発する能力)」のことをPIG(能力)という。