快楽殺人の暗殺者/Thrill-Kill Assassin
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接死は[[ブロッカー]]に回ったときのほうがより良い戦果を得やすいので、[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]ができなくなる解鎖とはやや[[ディスシナジー]]気味。しかしそれを逆から見れば、それぞれ別の強みを持った二通りの使い方ができるということになる。 | 接死は[[ブロッカー]]に回ったときのほうがより良い戦果を得やすいので、[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]ができなくなる解鎖とはやや[[ディスシナジー]]気味。しかしそれを逆から見れば、それぞれ別の強みを持った二通りの使い方ができるということになる。 | ||
− | [[+1/+1カウンター]] | + | [[+1/+1カウンター]]を置かないことを選べば、ほぼ[[チフス鼠/Typhoid Rats]]と役割は同じ。比較してタフネスが1高いため、1点[[ダメージ]]の[[火力]]などで[[除去]]されずに牽制し続けられる点はうれしい。ただしこの場合、[[攻撃]]に回すには少々力不足。適当に相討ちになろうと[[チャンプアタック]]しても、どうせ1点だし、と[[通し|スルー]]される可能性が高い。 |
− | 一方 | + | 一方+1/+1カウンターを置くことを選べば、積極的に[[アタッカー]]に回せる。2[[マナ]]2/3ならそれだけでなかなかの[[コスト・パフォーマンス]]である。[[対戦相手]]からすればパワー2の[[クロック]]はそう無視はできないし、かといって止めるには[[中堅クリーチャー|中型]]クラスと2マナの相討ちという損な取引を強いられるわけで、対処に困ることだろう。ただし昨今は[[スラーグ牙/Thragtusk]]という「相討ちになっても損しないクリーチャー」が横行し、それによりスラーグ牙対策として[[先制攻撃]]や[[再生]]や[[破壊不能]]を持つクリーチャーが重視されている中、このカードはその両方を苦手としているため過信は禁物である。 |
==参考== | ==参考== | ||
*[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/activity/1123 壁紙] ([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/ Daily MTG]) | *[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/activity/1123 壁紙] ([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/ Daily MTG]) | ||
*[[カード個別評価:ラヴニカへの回帰]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:ラヴニカへの回帰]] - [[アンコモン]] |
2013年7月15日 (月) 19:23時点における版
Thrill-Kill Assassin / 快楽殺人の暗殺者 (1)(黒)
クリーチャー — 人間(Human) 暗殺者(Assassin)
クリーチャー — 人間(Human) 暗殺者(Assassin)
接死
解鎖(あなたはこのクリーチャーを、+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出してもよい。これの上に+1/+1カウンターが置かれているかぎり、これではブロックできない。)
解鎖を持つ軽量の接死クリーチャー。基本能力はタフネスが下がった代わりにマナ・コストが下がった巨大蠍/Giant Scorpion相当で、骨なしの凶漢/Spineless Thugの上位互換。
接死はブロッカーに回ったときのほうがより良い戦果を得やすいので、ブロックができなくなる解鎖とはややディスシナジー気味。しかしそれを逆から見れば、それぞれ別の強みを持った二通りの使い方ができるということになる。
+1/+1カウンターを置かないことを選べば、ほぼチフス鼠/Typhoid Ratsと役割は同じ。比較してタフネスが1高いため、1点ダメージの火力などで除去されずに牽制し続けられる点はうれしい。ただしこの場合、攻撃に回すには少々力不足。適当に相討ちになろうとチャンプアタックしても、どうせ1点だし、とスルーされる可能性が高い。
一方+1/+1カウンターを置くことを選べば、積極的にアタッカーに回せる。2マナ2/3ならそれだけでなかなかのコスト・パフォーマンスである。対戦相手からすればパワー2のクロックはそう無視はできないし、かといって止めるには中型クラスと2マナの相討ちという損な取引を強いられるわけで、対処に困ることだろう。ただし昨今はスラーグ牙/Thragtuskという「相討ちになっても損しないクリーチャー」が横行し、それによりスラーグ牙対策として先制攻撃や再生や破壊不能を持つクリーチャーが重視されている中、このカードはその両方を苦手としているため過信は禁物である。