エラダムリーのぶどう園/Eladamri's Vineyard
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
13行: | 13行: | ||
==マナ・バーン== | ==マナ・バーン== | ||
− | かつて[[マナ・バーン]] | + | かつて[[マナ・バーン]]があった頃は、対戦相手に使えきれないマナを与え、マナ・バーンで[[ライフ]]を削るエンチャントとしても有名であった。 |
− | 対戦相手が緑以外の[[色]]で、かつ[[色拘束]]が強い[[デッキ]]([[白ウィニー]] | + | 対戦相手が緑以外の[[色]]で、かつ[[色拘束]]が強い[[デッキ]]([[白ウィニー]]など)を使っている場合、極めて強力な威力を発揮していた。特に、能動的に動くことのない[[パーミッション]]系に対しては、これだけでライフの半分近くを削ってしまうこともあった。 |
しかし、相手のデッキの他にも[[あなた|自分]]のマナ・バーンに気をつける必要があるため、何も考えずにデッキに入れられるカードではなかった。生まれたマナを簡単に処理できる[[ステューピッドグリーン]]や[[スパイクの誓い]]などでよく用いられていた。 | しかし、相手のデッキの他にも[[あなた|自分]]のマナ・バーンに気をつける必要があるため、何も考えずにデッキに入れられるカードではなかった。生まれたマナを簡単に処理できる[[ステューピッドグリーン]]や[[スパイクの誓い]]などでよく用いられていた。 | ||
21行: | 21行: | ||
[[基本セット2010]]発売に伴う[[総合ルール]]更新でマナ・バーンが廃止されたため、現在ではそのような使い方はできなくなっている。自分がマナを使い切れずに痛手を負うこともなくなったため、使いやすさという点では向上するかもしれない。 | [[基本セット2010]]発売に伴う[[総合ルール]]更新でマナ・バーンが廃止されたため、現在ではそのような使い方はできなくなっている。自分がマナを使い切れずに痛手を負うこともなくなったため、使いやすさという点では向上するかもしれない。 | ||
− | *漫画『[[デュエル・マスターズ]] | + | *漫画『[[デュエル・マスターズ]]』において、これを用いてライフを削るシーンが描写された。 |
+ | **しかし、マナが生じた時点でマナ・バーンを受けているかのような不適切な描写だったため、大いに誤解を招くことになった。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[エラダムリー/Eladamri]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | *[[エラダムリー/Eladamri]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | ||
*[[カード個別評価:テンペスト]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:テンペスト]] - [[レア]] |
2015年10月14日 (水) 00:47時点における版
優秀な緑のマナ加速エンチャント。全プレイヤーに毎ターン緑マナ2つを供給する。
1枚で恒久的に2マナ分加速することができ、1ターン目に出せば、2ターン目には4マナのカードが使えるようになる利点は大きい。エンチャントゆえに除去されにくいのも利点。
しかし、対戦相手もマナ加速の恩恵を得られる上に、恩恵を得られるのは相手が先であることに注意。何も考えずに使うとかえって自分が苦戦する羽目になる。
- この能力はマナ能力ではなく、マナを加える普通の誘発型能力であることにも注意。
- 第5版以前のルールではメイン・フェイズの開始はターンに1回しかなかったが、現在のルールでは2回以上存在するので、「メイン・フェイズの開始時」から「戦闘前メイン・フェイズの開始時」というエラッタが出されている。
- カード名とフレイバー・テキストに微妙な食い違いがある。フレイバーの"mushroom wine"が「キノコ・ワイン」と訳されているため、"Vineyard"はぶどう園ではなく、ワインの原料であるキノコの畑を意味するとも解せる。ただ、一般的に"mushroom wine"はワインに後からキノコを加えたものを指すので、これもそうであるなら問題ない。イラストにもぶどうが描かれている。(→誤訳/名訳)
- 後にぶどう園の大魔術師/Magus of the Vineyardとしてリメイク。
マナ・バーン
かつてマナ・バーンがあった頃は、対戦相手に使えきれないマナを与え、マナ・バーンでライフを削るエンチャントとしても有名であった。
対戦相手が緑以外の色で、かつ色拘束が強いデッキ(白ウィニーなど)を使っている場合、極めて強力な威力を発揮していた。特に、能動的に動くことのないパーミッション系に対しては、これだけでライフの半分近くを削ってしまうこともあった。
しかし、相手のデッキの他にも自分のマナ・バーンに気をつける必要があるため、何も考えずにデッキに入れられるカードではなかった。生まれたマナを簡単に処理できるステューピッドグリーンやスパイクの誓いなどでよく用いられていた。
基本セット2010発売に伴う総合ルール更新でマナ・バーンが廃止されたため、現在ではそのような使い方はできなくなっている。自分がマナを使い切れずに痛手を負うこともなくなったため、使いやすさという点では向上するかもしれない。
- 漫画『デュエル・マスターズ』において、これを用いてライフを削るシーンが描写された。
- しかし、マナが生じた時点でマナ・バーンを受けているかのような不適切な描写だったため、大いに誤解を招くことになった。