危険な航海/Perilous Voyage
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2017年10月25日 (水) 12:11時点における版
Perilous Voyage / 危険な航海 (1)(青)
インスタント
インスタント
あなたがコントロールしておらず土地でもないパーマネント1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す。それのマナ総量が2以下であったなら、占術2を行う。
自分のコントロールしていないパーマネントしか戻せない代わりに、対象の点数で見たマナ・コストが2以下なら占術2を行えるようになった分散/Disperse。
マナ・コストの低いパーマネントに使っても得られるテンポ・アドバンテージが少ないというバウンス呪文の欠点を、占術によって補填しており、序盤からでも気兼ねなく使いやすい。
対象がトークンであれば、確定除去として使いつつ占術2までついてくる強力なカードに化ける。
- 点数で見たマナ・コストは、戦場における最後の情報を参照する。
ストーリー
魔学コンパス/The thaumatic compassの導きにより、ヴラスカ/Vraska率いる海賊団はついにオラーズカ/Orazcaの尖塔を目の当たりにする。だがその瞬間、長い眠りから目覚めた黄金の都が、地中からその姿を現し始めた。大地が割れ、川の流れが変わり、突然の激流に襲われるジェイス・ベレレン/Jace Belerenに、ヴラスカは必死に手を伸ばしたが、それも空しくジェイスは滝の底に落下してしまう(イラスト)[1]。
- ヴラスカの変化を端的に表したフレイバー・テキストが印象的。復讐と殺人の日々を送ってきたヴラスカは、イクサラン/Ixalanにおける一連の旅を通して新たな生き方を知った。同時に、かつて憎むべき敵だったジェイスは、今や我が身の危険を顧みずに命を助けようとするほどの存在となった。
生まれて初めて、ヴラスカは死を阻もうとした。
脚注
- ↑ The Race, Part 2/争奪戦 その2(Magic Story 2017年10月18日 R&D Narrative Team著)