ロウクスの粗暴者/Rhox Brute
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2017年10月28日 (土) 22:40時点における版
ペナルティ能力なしの4マナ4/4も珍しくなくなってきたが、流石にコモンでは緑でも初。多色であることくらいしかデメリットがなく、リミテッドにおいては癖のない強力な戦力。
開発秘話
このカードはプレイテスト時に「Square(従者)」と呼ばれていて、プレイテスト用コピーのイラスト枠内にはTom LaPilleによる1人の従者が描かれていた。Tomはこのイラストを手元に残しておらず残念だと語っている。(→公式記事Collisions in Multiverse, Part 1参照)
ストーリー
古い生き方を捨て去って今までにない新たな生き方を切り開く者たち、異端者(The Heretics)に分類されるカードの1つ。
ロウクスの粗暴者/Rhox Bruteは原始的なジャンド/Jundの世界を訪れたことで、野蛮な血が呼び覚まされたロウクス/Rhoxの戦士(イラスト)。バント/Bantの堅苦しい社会の束縛から抜け出し野性的な生き方を選んだ。今では輝くバント兵士の鎧は骨や革などのジャンド風装束と混ぜこぜになっている。ストーリーではDollun Spinebreaker(背骨折りのドルン)が登場している。(→公式記事Choices in the New Alara、Gold Records参照)
- フレイバー・テキストの「rhoxes take up arms with the savages of Jund」を日本語版では「ロウクスが武器を取ってジャンドの蛮人に立ち向かう」と解釈しているが、これは明らかな誤り。「ロウクスがジャンドの蛮人と共同戦線を張る」くらいが正しい。つまり、フレイバー・テキストの人物ジャーナン/Gernanは、既成の枠を超えたロウクスの姿に「この選択の中にこそ知恵がある/the wisdom in their choice」と評価している。
"In this new world, I have seen the once-devout rhoxes take up arms with the savages of Jund. I would be offended, but I see the wisdom in their choice."― Gernan, Dawnray archer
「この新しい世界で、かつては信心深かったロウクスが武器を取ってジャンドの蛮人に立ち向かうのを見てきたよ。怒られるかもしれないけど、この選択の中にこそ知恵があると思うね。」― 暁の光の射手、ジャーナン
上位互換・変形版
イクサランまで。特筆のない限り、マナ・コストが(2)(赤)(緑)の4/4クリーチャー。太字はメリットのみを持つ上位互換。
- 曲がりくねりのロシーン/Rosheen Meanderer - (3)(赤/緑)。伝説のクリーチャー。(T):マナ・プールに(◇)(◇)(◇)(◇)を加える(Xを含むコストにのみ支払える)。(シャドウムーア)
- ゴーア族の暴行者/Ghor-Clan Rampager - トランプルと湧血(赤)(緑)付き。(ギルド門侵犯)
- 都市国家の破壊者/Polis Crusher - トランプルとプロテクション(エンチャント)付き。(4)(赤)(緑):怪物化3を行う。怪物的である場合、プレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、それのコントロールするエンチャント1つを対象とし、破壊する。(テーロス)
- 野生生まれのミーナとデーン/Mina and Denn, Wildborn - 伝説のクリーチャー。自分のターンに、追加の土地を1つプレイしてもよい。(赤)(緑),コントロールする土地を1つ、オーナーの手札に戻す:クリーチャー1体を対象とし、ターン終了時までトランプルを与える。(ゲートウォッチの誓い)
- 辺境地の猪/Outland Boar - パワー2以下のクリーチャーにはブロックされない。(霊気紛争)