ジェイムデー秘本/Jayemdae Tome
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− | [[リミテッド]]では、膠着状態になれば一方的にアドバンテージを稼げる。かつては[[クリーチャー]]が弱く、[[除去]]などの非クリーチャー呪文が強い[[セット]]が大半であり、大抵膠着状態になるためほぼ無条件で採用される強力な[[カード]]であったが、現在はクリーチャーが強くて除去が弱い、というセットが多いため、これで悠長にドローしているとその間にクリーチャーを[[展開]]されて[[ダメージレース]]で負ける、という可能性が高いため、過信はできなくなってきている。特に再録されたセットである[[基本セット2013]]では[[賛美]]、[[マジック・オリジン]]では[[高名]] | + | [[リミテッド]]では、膠着状態になれば一方的にアドバンテージを稼げる。かつては[[クリーチャー]]が弱く、[[除去]]などの非クリーチャー呪文が強い[[セット]]が大半であり、大抵膠着状態になるためほぼ無条件で採用される強力な[[カード]]であったが、現在はクリーチャーが強くて除去が弱い、というセットが多いため、これで悠長にドローしているとその間にクリーチャーを[[展開]]されて[[ダメージレース]]で負ける、という可能性が高いため、過信はできなくなってきている。特に再録されたセットである[[基本セット2013]]では[[賛美]]、[[マジック・オリジン]]では[[高名]]というダメージレースを加速させる能力があるのも逆風である。そういった事情もあってか、[[基本セット2019]]ではより[[軽い|軽く]]なった[[上位互換]]の[[秘儀大全/Arcane Encyclopedia]]が収録された。 |
*ちなみに、このカード名は、[[Richard Garfield]]の友人で、長らく[[WotC]]社[[R&D]]の副主任を務めていたジェームズ・マイケル・デーヴィス(J. Michael Davis)のイニシャルからつけられた。 | *ちなみに、このカード名は、[[Richard Garfield]]の友人で、長らく[[WotC]]社[[R&D]]の副主任を務めていたジェームズ・マイケル・デーヴィス(J. Michael Davis)のイニシャルからつけられた。 | ||
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秘本(Tome)とつく[[引く|ドロー]]・[[アーティファクト]]。ジェイムデー秘本が元祖。 | 秘本(Tome)とつく[[引く|ドロー]]・[[アーティファクト]]。ジェイムデー秘本が元祖。 | ||
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− | *[[エメシーの秘本/Emmessi Tome]] - | + | *[[エメシーの秘本/Emmessi Tome]] - 2枚引いて1枚捨てる。([[テンペスト]]) |
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− | *[[ウルザの秘本/Urza's Tome]] - 1枚引き、[[墓地]]から[[歴史的]]な[[カード]]を[[追放]] | + | *[[ウルザの秘本/Urza's Tome]] - 1枚引き、[[墓地]]から[[歴史的]]な[[カード]]を[[追放]]しない限り、1枚捨てる。([[ドミナリア]]) |
− | *[[My First Tome]] - 対戦相手と謎かけをして、対戦相手が間違えたら1枚引ける。[[銀枠]] | + | *[[My First Tome]] - 対戦相手と謎かけをして、対戦相手が間違えたら1枚引ける。[[銀枠]]。([[アンヒンジド]]) |
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2018年6月25日 (月) 19:21時点における版
秘本の名を冠するドロー・アーティファクトの元祖。元祖らしくデザインは極めてシンプル。
マナ・コストも起動コストも重めだが、デッキカラーを問わずに使うことができるのが魅力。戦場に出してしまえばゆっくりとハンド・アドバンテージを稼ぐことができる。
黎明期にはドロー・カードの選択肢が少なかったため、様々なデッキで採用された。The Deckに使われているのは有名であるが、バーンやビートダウンでも使われていた。ドロー・カードの選択肢が増えた後世でも、パーミッション系のデッキに1~2枚挿されることはしばしばある。
リミテッドでは、膠着状態になれば一方的にアドバンテージを稼げる。かつてはクリーチャーが弱く、除去などの非クリーチャー呪文が強いセットが大半であり、大抵膠着状態になるためほぼ無条件で採用される強力なカードであったが、現在はクリーチャーが強くて除去が弱い、というセットが多いため、これで悠長にドローしているとその間にクリーチャーを展開されてダメージレースで負ける、という可能性が高いため、過信はできなくなってきている。特に再録されたセットである基本セット2013では賛美、マジック・オリジンでは高名というダメージレースを加速させる能力があるのも逆風である。そういった事情もあってか、基本セット2019ではより軽くなった上位互換の秘儀大全/Arcane Encyclopediaが収録された。
- ちなみに、このカード名は、Richard Garfieldの友人で、長らくWotC社R&Dの副主任を務めていたジェームズ・マイケル・デーヴィス(J. Michael Davis)のイニシャルからつけられた。
- 俗称「ブック」。ジェイラム秘本/Jalum Tomeの「マガジン」に対し、こちらは一冊(一枚)を大切にするイメージだ。
- 第7版、第8版再録時にはフレイバー・テキストがあったが、第10版では再びなくなっている。そして基本セット2013では新たなフレイバー・テキストを得て再録された。
関連カード
- 秘儀大全/Arcane Encyclopedia - マナ・コスト、起動コスト共に1マナ軽い上位互換。(基本セット2019)
秘本(Tome)とつくドロー・アーティファクト。ジェイムデー秘本が元祖。
- ジェイラム秘本/Jalum Tome - 1枚引いて1枚捨てる。(アンティキティー)
- マンガラの秘本/Mangara's Tome - ライブラリーから5枚探して小さなライブラリーを作る。(ミラージュ)
- スランの秘本/Thran Tome - ライブラリーの上から公開した3枚のうち、対戦相手が選ばなかった2枚を手札に加える。(ウェザーライト)
- エメシーの秘本/Emmessi Tome - 2枚引いて1枚捨てる。(テンペスト)
- 愚か者の秘本/Fool's Tome - 1枚引く。手札がないときにしか起動できない分起動コストは軽い。(テンペスト)
- ウルザの秘本/Urza's Tome - 1枚引き、墓地から歴史的なカードを追放しない限り、1枚捨てる。(ドミナリア)
- My First Tome - 対戦相手と謎かけをして、対戦相手が間違えたら1枚引ける。銀枠。(アンヒンジド)