ヨーグモスの不義提案/Yawgmoth's Vile Offering
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2018年7月1日 (日) 03:40時点における版
伝説のソーサリー
(伝説のソーサリーは、あなたが伝説のクリーチャーか伝説のプレインズウォーカーをコントロールしているときにのみ唱えられる。)
墓地からクリーチャーかプレインズウォーカーであるカード最大1枚と、クリーチャーやプレインズウォーカー合わせて最大1体を対象とする。その前者をあなたのコントロール下で戦場に出す。その後者を破壊する。ヨーグモスの不義提案を追放する。
Whisperのテキストには誤りがあります。「クリーチャー『化』プレインズウォーカーであるカード」ではなく「クリーチャー『か』プレインズウォーカーであるカード」です。
どちらの効果も概ね3~4マナ相当であり、両方が噛み合った時のコスト・パフォーマンスは高い。また、どちらかの効果だけでも使うことができるため柔軟性も高く、アドバンテージの面で損をしにくい。
ただし、伝説のソーサリーゆえの弱点も大きく、特に除去呪文にとって「唱えたいのに唱えられない」という状況が発生し得る点は致命的。少数のフィニッシャーに頼るようなデッキとは相性が悪い。伝説のクリーチャーやプレインズウォーカーをある程度採用できるビートダウンデッキ向けか。
リミテッドでは非常に強力。伝説のクリーチャーが数枚取れないと使いにくいが、カット目的だけでも優先度は高い。
- 通常は意味のない行為だが、対象を全く取らずに唱えることもできる。その場合、これ自身が追放される以外には何も起こらない。
- リアニメイトと除去の順番が厳密に決まっていることに注意。たとえば自身の墓地にいる不死の援護者、ヤヘンニ/Yahenni, Undying Partisanをリアニメイトして対戦相手のクリーチャーを破壊した場合、ヤヘンニの能力は誘発する。あるいは豊潤の声、シャライ/Shalai, Voice of Plentyをリアニメイトして対戦相手の指名手配の獄道者/Wanted Scoundrelsを除去した場合、指名手配の獄道者のPIG能力は立ち消える。
関連カード
サイクル
ドミナリアの伝説のソーサリーのサイクル。各色1枚ずつと多色に1枚の合計6枚が、それぞれのレアに存在する。
- ウルザの殲滅破/Urza's Ruinous Blast
- カーンの経時隔離/Karn's Temporal Sundering
- ヨーグモスの不義提案/Yawgmoth's Vile Offering
- ヤヤの焼身猛火/Jaya's Immolating Inferno
- カマールのドルイド的誓約/Kamahl's Druidic Vow
- 上古族の栄華な再誕/Primevals' Glorious Rebirth
これらはドミナリア/Dominaria次元/Planeの歴史を象徴する出来事をカード化したものであり、いずれもフレイバー・テキストが「数世紀前(Centuries ago)」で語り始められる。
ストーリー
ドミナリア/Dominariaとファイレクシア/Phyrexiaの戦争の中で愛するハナ/Hannaを失ったジェラード・キャパシェン/Gerrard Capashen。ヨーグモス/Yawgmothは彼に、自分に忠誠を誓えばハナを生き返らせてあげようと提案する。ジェラードは同じくファイレクシア側に寝返ったウルザ/Urzaとの一騎討ちを制してその首を刎ね、ハナと再会するが……(→偽り/Jilt)。
数世紀前、狂える神が単純な取引を提案した。