The Gathering Dark
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2008年3月25日 (火) 23:57時点における版
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The Gathering Dark
The Brothers' Warで見事な手腕を見せた作家 Jeff Grubb が兄弟戦争終結後のドミナリア/Dominariaの暗黒時代を舞台にした小説をまとめました。すでに発売されたカードセットを元に小説をまとめる際、(レジェンドも含めて)多くのカードを小説に登場させています。実際のカードやフレイバー・テキストと比べながら読み進めれば、さらに楽しめるはずです。 また、執筆にあたってフレイバー・テキストなどでザ・ダークの製作の指揮を執っていたJesper Myrforsに取材を行い、背景世界ファンの間では長年の問題であったバール/Barlとイス卿/Lord Ithの関係についてもMyrforsの意図に沿った解釈で書かれています。
- いくつかの古い資料では「イス卿の名前がバール」とされていたものがありましたが、この小説では別々の人物として登場しています。
見習い魔法使いの成長を通して暗黒時代のさまざまな情景を描くだけでなく、この物語は Ice Age Cycle 三部作の一冊目として、三部作を通しての主人公を紹介するという重要な役割を果たしています。 表紙はReflecting Mirrorを持つ主人公、裏表紙はルーンの剣/Runeswordを構える人さらい/Rag Manとバールの檻/Barl's Cage。
注意：これより以下は作品の内容に関する記述が含まれています。
主な登場人物
- ジョダー/Jodah
- フレイバー・テキストにも登場しない小説オリジナルのキャラクター。Ice Age サイクルの小説三冊を通じての主人公で、本人も知らずにいた重大な出生の秘密を持っている。見習い魔法使いが一人前のウィザードに成長していく過程がこの小説の軸になっている。
- イス卿/Lord Ith
- すべての権力をメアシルに奪われ、古城の地下深くに10年間幽閉されていた。正気と狂気の狭間で、自分を解放するための使者を召喚する。
- メアシル/Mairsil
- 『行方不明になった』イス卿に代わり「The Conclave of Mages（魔道士議事会）」を取り仕切る長身のウィザード。より大きな力を求め、さまざまな企みをめぐらせている。
- バール/Barl
- デルフィン大主教/Primata Delphine
- 「Church of Tal（タルの教会）」の女性大主教にして最高異端審問官。背神の技に手を染めるウィザードや呪い師・占い師の取り締まりに狂信的な情熱を傾け、逃亡した主人公をどこまでも追いかける。
- 人さらい/Rag Man
- ジョダーを影ながら助ける謎の人物。その行動はまるで彼をどこかに導いているかのようでもある。
- シーマ/Sima
- 評議会と別の道を歩んだウィザードたちの住処、ラト＝ナム大学/College of Lat-Namの流れを組む影の都出身のうら若き女性ウィザード。気に入らないことがあると地団駄を踏むかわいい癖を持っている。
各章のあらすじ(を書く予定)
- 序章：The Cage(檻)
- Memories of the Land(故郷の記憶)
- Inquisition(異端審問)
- Alabaster Potions(純白の秘薬/Alabaster Potion)
- Spoils of War(戦利品)
- Sima(シーマ)
- Voyage and Storm(航海と嵐)
- The Drowned Mage(溺れた魔法使い)
- Safe Heavens(隠れ家/Safe Haven)
- Interviews and Auditions(質問と腕試し)
- A Dance of Many(Part 1) (あまたの舞い/Dance of Many)
- A Day in the Life(ある一日)
- The Apprentice Wizard(魔法使いの弟子/Apprentice Wizard)
- Dangerous Knowledge(禁断の知識)
- The Gate to Phyrexia(ファイレクシアへの門)
- A Dance of Many(Part 2)
- The Echoes of Battles Yet Unfought(戦いの前兆)
- A Game of Red and Blue(赤と青の勝負)
- The Battle of the Conclave(評議会の戦い)
- The Lord High Mage(高位魔道師の長)
- Devastation and Creation(破壊と創造)
