空を放浪するもの、ヨーリオン/Yorion, Sky Nomad

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[[バベル]]との相性は極めてよい。[[機知の戦い/Battle of Wits]]の都合上必然的に相棒の条件を満たせるとともに、特に引きの影響を受けやすいデッキであるため、相棒の存在により安定した戦略を取りやすくなるだろう。相棒が[[サイドボード]]を圧迫する事についても、相対的にサイドカードを引ける確率が低く、そもそも各種対策カードを[[メインデッキ]]に全て投入してサイドボードを組まないケースが多いため、[[ウィッシュボード]]的な運用が取りやすい事が追い風になっている。
 
[[バベル]]との相性は極めてよい。[[機知の戦い/Battle of Wits]]の都合上必然的に相棒の条件を満たせるとともに、特に引きの影響を受けやすいデッキであるため、相棒の存在により安定した戦略を取りやすくなるだろう。相棒が[[サイドボード]]を圧迫する事についても、相対的にサイドカードを引ける確率が低く、そもそも各種対策カードを[[メインデッキ]]に全て投入してサイドボードを組まないケースが多いため、[[ウィッシュボード]]的な運用が取りやすい事が追い風になっている。
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登場から間もなく、幅広い[[フォーマット]]でこれを相棒として採用する多種多様な[[ヨーリオン・コントロール]]が誕生した。
  
 
*[[デッキ#デッキの最小枚数|デッキの最小枚数]]は、[[ブースター・ドラフト]]や[[シールド]]など[[リミテッド]]では40枚、[[スタンダード]]など[[構築]]および[[エターナル]]では60枚である。特定の[[変種ルール]]は他の最小枚数を持つこともあるほか、[[好都合な宣言/Advantageous Proclamation]]によって減少する場合もある。デッキ枚数が固定されているフォーマット([[統率者戦]]や[[ブロール]]など)では相棒にすることはできない。
 
*[[デッキ#デッキの最小枚数|デッキの最小枚数]]は、[[ブースター・ドラフト]]や[[シールド]]など[[リミテッド]]では40枚、[[スタンダード]]など[[構築]]および[[エターナル]]では60枚である。特定の[[変種ルール]]は他の最小枚数を持つこともあるほか、[[好都合な宣言/Advantageous Proclamation]]によって減少する場合もある。デッキ枚数が固定されているフォーマット([[統率者戦]]や[[ブロール]]など)では相棒にすることはできない。

2020年4月28日 (火) 13:34時点における版


Yorion, Sky Nomad / 空を放浪するもの、ヨーリオン (3)(白/青)(白/青)
伝説のクリーチャー — 鳥(Bird) 海蛇(Serpent)

相棒 ― あなたの開始時のデッキに、カードが、デッキの最小サイズよりも少なくとも20枚多く入っていること。(このカードがあなたの選んだ相棒であるなら、ソーサリーとして(3)を支払うことでゲームの外部からそれをあなたの手札に加えてもよい。)
飛行
空を放浪するもの、ヨーリオンが戦場に出たとき、他の、あなたがオーナーであってあなたがコントロールしていて土地でない、望む数のパーマネントを追放する。次の終了ステップの開始時に、それらのカードを戦場に戻す。

4/5

白青混成伝説の海蛇デッキ最小枚数より20枚以上多ければ相棒にできる。

サイクルの他のカードと異なり、このカードの相棒能力はデッキに入れられるカードの特性ではなく枚数を制限する。デッキの枚数を最小限に抑えるのは一般的にデッキ構築の常識と考えられており[1]、20枚もの余分なカードをデッキに入れる必要があるのは強烈なペナルティである。

ETB能力は大規模な一時的追放。追放可能なパーマネントの数に制限が無く種類も広範囲であるため様々なシナジーが考えられる。相棒にすることで手札を消費せず確実に唱えられることもあり、デメリットを補って余りある莫大なアドバンテージを得ることができる。過去に存在した永遠王、ブレイゴ/Brago, King Eternalと比較すると、ETB能力であるため誘発させやすく再利用も容易であることも見逃せない。

ETB能力でアドバンテージを稼げるパーマネント全般と相性がよい。スタンダードでは海の神のお告げ/Omen of the Seaを筆頭とするお告げサイクルの他、エルズペス、死に打ち勝つ/Elspeth Conquers Deathなどの英雄譚を使いまわしても強力。プレインズウォーカー忠誠度能力をリセットすることもでき、覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veilsなど自力で忠誠度を上げる手段ができないプレインズウォーカーとも好相性。さらに魅力的な王子/Charming Princeがいれば毎ターンETB能力の使いまわしが発生する。モダン以下ではアーカムの天測儀/Arcum's Astrolabeなど強力なカードが多数存在する。

バベルとの相性は極めてよい。機知の戦い/Battle of Witsの都合上必然的に相棒の条件を満たせるとともに、特に引きの影響を受けやすいデッキであるため、相棒の存在により安定した戦略を取りやすくなるだろう。相棒がサイドボードを圧迫する事についても、相対的にサイドカードを引ける確率が低く、そもそも各種対策カードをメインデッキに全て投入してサイドボードを組まないケースが多いため、ウィッシュボード的な運用が取りやすい事が追い風になっている。

登場から間もなく、幅広いフォーマットでこれを相棒として採用する多種多様なヨーリオン・コントロールが誕生した。

関連カード

サイクル

イコリア:巨獣の棲処相棒クリーチャーサイクル混成カード伝説のクリーチャーで、それぞれ異なる条件の相棒能力を持つ。稀少度レア

ストーリー

ヨーリオン/Yorionイコリア/Ikoriaに棲む、の特徴を併せ持つ怪物(イラスト)。

ビビアン/Vivienは、空中聖域スカイセイル/Skysailの住民が、黄金の角を持つ荘厳な空飛ぶ蛇について話しているのを聞いた。その角は高値で売れるのではないか、あるいは薬として使えるのではないかというのだ。生物を愛するビビアンの心には、彼らの気球船を破裂させるためになら使えるかもしれないという思いがよぎった[2]

脚注

  1. 61/61(Daily MTG Beyond the Basics -上級者への道- 2017年2月9日)
  2. The Ikoria: Lair of Behemoths Story on Cards(Feature 2020年4月3日 Wizards of the Coast著)

参考

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