怪物の代言者、ビビアン/Vivien, Monsters' Advocate
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2020年11月2日 (月) 17:50時点における版
伝説のプレインズウォーカー — ビビアン(Vivien)
あなたはいつでもあなたのライブラリーの一番上のカードを見てよい。
あなたはあなたのライブラリーの一番上からクリーチャー呪文を唱えてもよい。
[+1]:緑の3/3のビースト(Beast)・クリーチャー・トークンを1体生成する。警戒カウンター1個か到達カウンター1個かトランプル・カウンター1個のうち、あなたが選んだ1つをそれの上に置く。
[-2]:このターン、あなたが次のクリーチャー呪文を唱えたとき、あなたのライブラリーからマナ総量がそれよりも小さいクリーチャー・カード1枚を探し、戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。
イコリア:巨獣の棲処のビビアン。ライブラリーの一番上からクリーチャー・呪文を唱えられる常在型能力を有する。忠誠度能力はキーワード・カウンター付きのクリーチャー・トークン生成とクリーチャーのサーチ。
- 常在型能力
- 生類の侍臣/Vizier of the Menagerie系の能力。
- カード・タイプは限定されるものの、これ自身を守るためのクリーチャーを展開していける強力な能力と言える。疑似ドローとなってカード・アドバンテージを得られるのはもちろん、手札が尽きた状態でも-2能力を誘発させるためのタネになる。
- +1能力
- ビースト・トークンを生成し、警戒・到達・トランプルのいずれかのキーワード・カウンターを置く。
- 緑のプレインズウォーカーにはおなじみのトークン生成だが、これまでにない特徴として、キーワード・カウンターによってキーワード能力を付与できる。戦況によって最も効果的なものをその都度選択できるため柔軟性に優れる。警戒や到達はビビアンを守るために役立ち、トランプルも緑の得意とする強化手段と併用するのにうってつけ。また、イコリア:巨獣の棲処に収録されている、キーワード能力やカウンターを参照するカードともシナジーを形成する。もちろんそういったシナジー等を考慮せずとも単純に毎ターン忠誠度を上げながら3/3を戦場に送り込み続けるというだけで強力。
- -2能力
- クリーチャー呪文を唱えることで誘発するリクルート効果。
- タネになるクリーチャー呪文が必要になるが、常在型能力によって補えるという自己完結性が嬉しい。こちらもまた柔軟性が高く、特にシルバーバレット戦術を強力に後押ししてくれる能力となっている。また、召集や代替コストなどによって「実際の点数で見たマナ・コストは大きいが支払うマナが少なく済むクリーチャー」はタネとして適しており、同時登場した変容はお誂え向きと言える。
すべての能力がボード・アドバンテージの獲得に直結したものであり、ひとたび機能し出せば瞬く間に戦場をクリーチャーで埋めてくれる。それでいて個々の能力に選択肢が用意されているため柔軟性にも優れており、これ一枚で様々な役割を担わせることが可能。クリーチャーを中心としたデッキではユーティリティ・カードとして中核的な働きを期待できる一枚。
スタンダードでは、これを採用した創案の火デッキが存在する。常在型能力と-2能力が創案の火/Fires of Inventionと相性がよく、また相棒の孤児護り、カヒーラ/Kaheera, the Orphanguardによってトークンを強化することができる。
関連カード
- ビビアン・リード/Vivien Reid
- アーク弓のビビアン/Vivien of the Arkbow
- 野獣の擁護者、ビビアン/Vivien, Champion of the Wilds
- アーク弓のレインジャー、ビビアン/Vivien, Arkbow Ranger
- 自然の報復者、ビビアン/Vivien, Nature's Avenger
- 怪物の代言者、ビビアン/Vivien, Monsters' Advocate
- 狩りに出るビビアン/Vivien on the Hunt
ストーリー
宿敵ニコル・ボーラス/Nicol Bolasとの大戦を終え、謎のプレインズウォーカー/Planeswalkerを追ってイコリア/Ikoriaにやってきたビビアン/Vivien。ルーカ/Lukkaが怪物と絆を結んだ際の魔力を感じ、追われる身となった彼を助けて行動を共にする。
詳細はビビアン・リード/Vivien Reid (ストーリー)を参照。