影武者/Body Double
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− | *[[Mark Rosewater]]は実質的な青のリアニメイトカードであるこのカード、引いてはプレイヤーがカラー・パイの例外として挙げるカードを多く収録することとなった[[次元の混乱]]事態を作ったことを後悔していると述べている<ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/ | + | *[[Mark Rosewater]]は実質的な青のリアニメイトカードであるこのカード、引いてはプレイヤーがカラー・パイの例外として挙げるカードを多く収録することとなった[[次元の混乱]]事態を作ったことを後悔していると述べている<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/double-take-part-2-2022-06-27 A Double Take, Part 2]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0036143/ ダブルで入手 その2]([[Making Magic]] [[2022年]]6月27日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。 |
==参考== | ==参考== |
2022年7月2日 (土) 16:57時点における版
Body Double / 影武者 (4)(青)
クリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)
クリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)
あなたは、影武者がいずれかの墓地にあるクリーチャー・カードのコピーとして戦場に出ることを選んでもよい。
0/0クローン/Cloneのコピー先が戦場から墓地に変化したクリーチャー。青いゾンビ化/Zombifyとしてデザインされており、実際の性能はコピーよりもリアニメイトに近い。
墓地からカードを釣り上げるリアニメイトに対し、これは墓地のカードに直接化けてしまう。次元の混乱では青は手札破壊の色となっており、対戦相手のフィニッシャーを叩き落としてからなりすますこともできる。またキーカードを引き当て、捨て、釣り上げるという一連の動作を青のみで完結できるようになった。
ゾンビ化と比較するとやや重い点が気になるが、対戦相手の墓地のクリーチャーもコピー可能な点、対象を取らないので対応して墓地対策されても立ち消えせず次善を選べる点、コピー元は墓地に残るためさらに利用できる点など、優れた点が多い。また「手札から唱えて戦場に出た」ものとして扱われるため、触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchableや各種明神などのリアニメイトには向いていないクリーチャーとも併用できるのも強みである。
さらに加えて、これ自身がクリーチャー・カードであるため、工夫次第で様々なコンボに利用可能。目覚ましヒバリ/Reveillarkでこれ自身をリアニメイトしたり、一瞬の瞬き/Momentary Blinkで別のクリーチャーに化け直したりできることから、ヒバリブリンクに採用されている。
- コピー能力の詳細はクローン/Cloneの項を参照。
- 墓地にあるカードを「選んでもよい」なので、選ばないことももちろん適正である。
- その場合、他にタフネスを上げる効果がない限り、タフネスが0なので戦場に出た直後の状況起因処理で墓地に置かれる。
- この場合でもムラガンダの印刻/Muraganda Petroglyphsの恩恵は受けられない。この能力は機能はしなかったものの、能力を持っていることに変わりはないためである。
- 唱えてスタック上にあるときはまだ「影武者」という呪文で、他のクリーチャー・カードをコピーしてその性質を得るのは解決時である。例えば引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Tornをコピーするつもりでも、打ち消されるし、追加のターンも得られない。これはクローン/Cloneの亜種すべてにいえることだが、影武者は前述した「手札から唱えたとき限定の能力」を活かす用途で使われることから勘違いしやすい。
- これで墓地のクローンをコピーすれば、「クローンとして戦場に出る」ので、戦場のクリーチャーをコピーできる。
- 逆に、何らかの手段でタフネスを増やして「何もコピーしていない状態」の影武者を戦場に用意し、クローンでそれをコピーすると「影武者として戦場に出る」ので、クローンで墓地のカードをコピーできたりもする。
- デュエルデッキ:ジェイスvsヴラスカに新規イラスト、新規フレイバー・テキストで収録された。
「私が真似している者が私である。」
- Mark Rosewaterは実質的な青のリアニメイトカードであるこのカード、引いてはプレイヤーがカラー・パイの例外として挙げるカードを多く収録することとなった次元の混乱事態を作ったことを後悔していると述べている[1]。