ライブラリーアウト

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'''ライブラリーアウト''' (''Library Out/Decked'')とは、[[敗北条件]]の1つ。
  
[[敗北条件]]の1つ。
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[[ライブラリー]]から求められた枚数の[[カード]]を引けない場合、ライブラリーにある全てのカードを引いた上で次に[[優先権]]が発生する時に[[ゲーム]]に敗北する。これは[[状況起因効果]]である。({{CR|102.3c}})
 
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[[ライブラリー]]から求められた枚数の[[カード]]を引けない場合、ライブラリーにある全てのカードを引いた上で次に[[優先権]]が発生する時に[[ゲーム]]に敗北する。
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これは[[状況起因効果]]である。([[CR:102.3c]])
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これをメインに据えて勝つ[[デッキ]]もあり、主に次の2つのパターンに分かれる。
 
これをメインに据えて勝つ[[デッキ]]もあり、主に次の2つのパターンに分かれる。
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*自分だけドローを飛ばす手段を用意するか、ライブラリーを修復する手段を用意するかし、相手のライブラリーが自然に尽きるのを待つ([[ロック]]を決めて[[投了]]させる)。
 
*自分だけドローを飛ばす手段を用意するか、ライブラリーを修復する手段を用意するかし、相手のライブラリーが自然に尽きるのを待つ([[ロック]]を決めて[[投了]]させる)。
  
ライブラリーを使わないデッキは存在しないし、ライブラリーアウトは相手の[[ライフ]]や[[場]]の状況に関係なく勝利できる手段である。
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ライブラリーを使わないデッキは存在しないし、ライブラリーアウトは相手の[[ライフ]]や[[場]]の状況に関係なく勝利できる手段である。そのため相手のデッキや動きに影響を受けづらいことが利点。
そのため相手のデッキや動きに影響を受けづらいことが利点。
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弱点は、その到達までのハードルがライフを削る勝ち方よりも高いところ。
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初期ライフは誰でも20点なのに対して、[[構築]]ならば、削らなければならないライブラリーはどんなに少なくても40枚以上。相手のドローなどである程度は自動的に削られるとは言っても、相当遠い。
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[[バベル]]のように極端に分厚いデッキの存在も厳しい点。
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勝ち手段をこの方法に決めた場合、たとえ通常サイズのデッキ相手であっても持久戦になるので、生き残るための高い防御力を必要とする。
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弱点は、その到達までのハードルがライフを削る勝ち方よりも高いところ。初期ライフは誰でも20点なのに対して、[[構築]]ならば、削らなければならないライブラリーはどんなに少なくても40枚以上。相手のドローなどである程度は自動的に削られるとは言っても、相当遠い。[[バベル]]のように極端に分厚いデッキの存在も厳しい点。
たまに[[MoMa]]とか[[玉虫アルター]]のような、一瞬でライブラリーがすべて消し飛ぶ派手なデッキもあるが、大抵はどれも[[ロック]]か[[パーミッション]]の形を取っているのは「高い防御力」を得るための必然だろう。
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[[トーナメント]]の場合は残り時間に注意。
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<!-- -[[ローウィン]]登場現在のスタンダードでは[[クリーチャー]]の質の向上もあり、あまり有効な勝ち手段とはいえなくなっている。
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勝ち手段をこの方法に決めた場合、たとえ通常サイズのデッキ相手であっても持久戦になるので、生き残るための高い防御力を必要とする。たまに[[MoMa]]とか[[玉虫アルター]]のような、一瞬でライブラリーがすべて消し飛ぶ派手なデッキもあるが、大抵はどれも[[ロック]]か[[パーミッション]]の形を取っているのは「高い防御力」を得るための必然だろう。[[トーナメント]]の場合は残り時間に注意。
ライブラリーアウトは、もともとライフを削るより効率の悪い勝利手段です。それでも使われたのには、それなりの理由があります。その理由を考慮せずに、有効でないとは言えないでしょう。 -->
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*[[片意地な使い魔/Obstinate Familiar]]や[[あざみの使い魔、明日歌/Tomorrow, Azami's Familiar]]などによってこの敗北条件を回避することができる。
 
*[[片意地な使い魔/Obstinate Familiar]]や[[あざみの使い魔、明日歌/Tomorrow, Azami's Familiar]]などによってこの敗北条件を回避することができる。
 
*単に"run out"(使い果たす)と言うことも。
 
*単に"run out"(使い果たす)と言うことも。
*ライブラリーのカードが0枚になった時ではなく、カードを引くように要求されてカードを引けない時なので注意。
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*ライブラリーのカードが0枚になった時ではなく、カードを引くように要求されてカードを引けない時なので注意。つまりただひたすら対戦相手のライブラリーを[[墓地]]に置いたり、[[ゲームから取り除く|ゲームから取り除い]]たりするだけのデッキは、通常勝利するには対戦相手の[[ドロー・ステップ]]まで待たなくてはならない。相手にドロースペルを撃つタイプならOK。
つまりただひたすら対戦相手のライブラリーを[[ゲームから取り除く|墓地]]に置いたり、[[ゲームから取り除いたり]]するだけのデッキは、通常勝利するには対戦相手の[[ドロー・ステップ]]まで待たなくてはならない。
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相手にドロースペルを撃つタイプならOK。
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==参考==
 
==参考==

2008年7月16日 (水) 01:26時点における版

ライブラリーアウト (Library Out/Decked)とは、敗北条件の1つ。

ライブラリーから求められた枚数のカードを引けない場合、ライブラリーにある全てのカードを引いた上で次に優先権が発生する時にゲームに敗北する。これは状況起因効果である。(CR:102.3c)

これをメインに据えて勝つデッキもあり、主に次の2つのパターンに分かれる。

  • 「ライブラリーのカードを上から○枚墓地に置く」という効果ライブラリー破壊)の呪文能力、もしくはドロー呪文を相手に撃つ。
  • 自分だけドローを飛ばす手段を用意するか、ライブラリーを修復する手段を用意するかし、相手のライブラリーが自然に尽きるのを待つ(ロックを決めて投了させる)。

ライブラリーを使わないデッキは存在しないし、ライブラリーアウトは相手のライフの状況に関係なく勝利できる手段である。そのため相手のデッキや動きに影響を受けづらいことが利点。

弱点は、その到達までのハードルがライフを削る勝ち方よりも高いところ。初期ライフは誰でも20点なのに対して、構築ならば、削らなければならないライブラリーはどんなに少なくても40枚以上。相手のドローなどである程度は自動的に削られるとは言っても、相当遠い。バベルのように極端に分厚いデッキの存在も厳しい点。

勝ち手段をこの方法に決めた場合、たとえ通常サイズのデッキ相手であっても持久戦になるので、生き残るための高い防御力を必要とする。たまにMoMaとか玉虫アルターのような、一瞬でライブラリーがすべて消し飛ぶ派手なデッキもあるが、大抵はどれもロックパーミッションの形を取っているのは「高い防御力」を得るための必然だろう。トーナメントの場合は残り時間に注意。

参考

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