サイクル
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#1つのコンセプトに基づいて作られた[[カード]]群のこと。[[#カード群]]を参照。 | #1つのコンセプトに基づいて作られた[[カード]]群のこと。[[#カード群]]を参照。 | ||
| + | 現在では「サイクル」といった場合、もっぱら後者を指す。 | ||
==ブロック== | ==ブロック== | ||
'''サイクル'''(''Cycle'')は、[[ブロック|エキスパンション・ブロック]]の過去の呼称である。 | '''サイクル'''(''Cycle'')は、[[ブロック|エキスパンション・ブロック]]の過去の呼称である。 | ||
かつては「ラース・サイクル（[[テンペスト・ブロック]]）」や「マスカレイド・ブロック（[[マスクス・ブロック]]）」などのように、ブロックごとにそのストーリーやイメージにちなんだ名称が与えられていた。 | かつては「ラース・サイクル（[[テンペスト・ブロック]]）」や「マスカレイド・ブロック（[[マスクス・ブロック]]）」などのように、ブロックごとにそのストーリーやイメージにちなんだ名称が与えられていた。 | ||
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==カード群== | ==カード群== | ||
| − | '''サイクル'''(''Cycle'')は、1つのコンセプトに基づいて作られた[[カード]] | + | '''サイクル'''(''Cycle'')は、1つのコンセプトに基づいて作られた[[カード]]群のことである。 |
| − | + | サイクルをなすカードは基本的に同じ[[エキスパンション]]に収録されていて、その色や[[カード名]]、[[能力]]や[[フレイバー・テキスト]]などに関連性や対称性を持つ。最も多い組み合わせは同じ[[稀少度|レアリティ]]に各[[色]]1枚ずつ作られるものだが、他にもある1つの色の中の各レアリティにつくられるもの（[[上位種]]）や、ストーリー上の各勢力にそれぞれ作られるもの、対になっている2枚だけのサイクルもある。 | |
| − | + | そのうち、複数エキスパンションに渡るサイクル（[[エイトグ|エイトグサイクル]]など）を[[WotC]]は「'''メガサイクル'''/''Mega Cycle''」と呼び、さらに、複数ブロックに1枚ずつ存在するサイクル（[[テフェリーの島/Teferi's Isle]]～[[ケルドの死滅都市/Keldon Necropolis]]など）は、「'''メガ・メガサイクル'''/''Mega-Mega Cycle''」と呼んでいる。 | |
| − | コンセプトが同一なだけで、カードパワーは天と地ほどの差があることが常である。極端過ぎる例なら[[Ancestral Recall]]と[[治癒の軟膏/Healing Salve]]など。数値を参照するサイクルでは、たいてい[[白]]は[[ライフ]][[回復]] | + | コンセプトが同一なだけで、カードパワーは天と地ほどの差があることが常である。極端過ぎる例なら[[Ancestral Recall]]と[[治癒の軟膏/Healing Salve]]など。数値を参照するサイクルでは、たいてい[[白]]は[[ライフ]][[回復]]に回って弱く、[[クリーチャー]]や[[オーラ]]のサイクルだと、[[緑]]が[[トランプル]]関係になって弱いことが多いとされることもある。 |
具体的なサイクルのそれぞれについては[[サイクル一覧]]を参照のこと。 | 具体的なサイクルのそれぞれについては[[サイクル一覧]]を参照のこと。 | ||
2008年7月23日 (水) 20:55時点における版
サイクル(Cycle)は、
- エキスパンション・ブロックの過去の呼称。#ブロックを参照。
- 1つのコンセプトに基づいて作られたカード群のこと。#カード群を参照。
現在では「サイクル」といった場合、もっぱら後者を指す。
ブロック
サイクル(Cycle)は、エキスパンション・ブロックの過去の呼称である。
かつては「ラース・サイクル（テンペスト・ブロック）」や「マスカレイド・ブロック（マスクス・ブロック）」などのように、ブロックごとにそのストーリーやイメージにちなんだ名称が与えられていた。
カード群
サイクル(Cycle)は、1つのコンセプトに基づいて作られたカード群のことである。
サイクルをなすカードは基本的に同じエキスパンションに収録されていて、その色やカード名、能力やフレイバー・テキストなどに関連性や対称性を持つ。最も多い組み合わせは同じレアリティに各色1枚ずつ作られるものだが、他にもある1つの色の中の各レアリティにつくられるもの（上位種）や、ストーリー上の各勢力にそれぞれ作られるもの、対になっている2枚だけのサイクルもある。
そのうち、複数エキスパンションに渡るサイクル（エイトグサイクルなど）をWotCは「メガサイクル/Mega Cycle」と呼び、さらに、複数ブロックに1枚ずつ存在するサイクル（テフェリーの島/Teferi's Isle～ケルドの死滅都市/Keldon Necropolisなど）は、「メガ・メガサイクル/Mega-Mega Cycle」と呼んでいる。
コンセプトが同一なだけで、カードパワーは天と地ほどの差があることが常である。極端過ぎる例ならAncestral Recallと治癒の軟膏/Healing Salveなど。数値を参照するサイクルでは、たいてい白はライフ回復に回って弱く、クリーチャーやオーラのサイクルだと、緑がトランプル関係になって弱いことが多いとされることもある。
具体的なサイクルのそれぞれについてはサイクル一覧を参照のこと。
