伝承師、クイントリウス/Quintorius, Loremaster
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2023年5月30日 (火) 11:30時点における版
伝説のクリーチャー — 象(Elephant) クレリック(Cleric)
警戒
あなたの終了ステップの開始時に、あなたの墓地にありクリーチャーでも土地でもないカード1枚を対象とする。それを追放する。赤白の3/2のスピリット(Spirit)・クリーチャー・トークン1体を生成する。
(1)(赤)(白),(T),スピリット1体を生け贄に捧げる:伝承師、クイントリウスによって追放されているカード1枚を対象とする。このターン、あなたはそのカードをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。その呪文が墓地に置かれるなら、代わりにオーナーのライブラリーの一番下に置く。
墓地の土地でもクリーチャーでもないカードをスピリット・トークンに変える伝説の象・クレリック。スピリットを生け贄に捧げることでそのカードを唱えることができる。
単体でも完結した能力だが、より小型のトークンを呪文の再利用のコストにできるとムダが無い。エンチャントやバトルも再利用でき、再利用の手段がコピーでもない点から麒麟の教え/Teachings of the Kirinやトルヴァダへの侵攻/Invasion of Tolvadaなどは適任。クイントリウスが伝説なのもあり反逆のるつぼ、霜剣山/Sokenzan, Crucible of Defianceの魂力も仕込んでおきたい。
高いタフネスによりある程度除去耐性があるとはいえ、戦場に出たターンは5マナに対し3/5+3/2にしかならないのは注意したい点。機械兵団の進軍時点のスタンダードではスピリットを扱うカード・セットこそ多いものの色が散らばっており、赤白の押しの弱さもあって影が薄い。
リミテッドでは火力の再利用だけでなく天使の介入/Angelic Interventionをちらつかせながら警戒で打点を通す動きも強力。ある程度非クリーチャーを入れておくだけで単純に3/2の頭数を複数生み出す手段としても使える。ただし赤白は培養の層が薄く、非クリーチャー呪文をクリーチャーの枠に据えにくいため採用に当たってはバランスを意識したい。
ルール
- 墓地のカードが解決時に不正な対象になっていた場合、能力は立ち消えトークンも生成されない。
- 墓地のカードを追放する能力と唱えられる起動型能力は関連している能力である。伝承師、クイントリウスが一旦戦場を離れて戻ってきたり、2枚目の伝承師、クイントリウスが出たなら、それらは以前のクイントリウスが追放したカードを参照できない。
- 追放されたカードを唱える能力はマナ・コストを支払うことなく唱えるも参照。
- 唱えるタイミングは通常のルールの許諾に従う。インスタントや瞬速を持っているカード以外は、あなたが優先権を持ちあなたのターンのメイン・フェイズでスタックが空の時に唱えることができる。
- パーマネント・カードを唱えた場合、それがスタックで打ち消されたり立ち消えで墓地に置かれようとするならそれはライブラリーの一番下に置かれるが、解決されて戦場に出た後に墓地に置かれる場合は通常通り処理される。
関連カード
- 実地歴史家、クイントリウス/Quintorius, Field Historian
- 伝承師、クイントリウス/Quintorius, Loremaster
- クイントリウス・カンド/Quintorius Kand
ストーリー
ダイナ/Dina、キリアン・ルー/Killian Lu、ルーサ・スコールハート/Rootha Squallheart、ジモーン・ウォーラ/Zimone Wolaと共に新ファイレクシア/New Phyrexiaに立ち向かうクイントリウス/Quintorius。
詳細はクイントリウス・カンド/Quintorius Kandを参照。