無色マナ

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無色マナはマナの[[タイプ]]の1つであるが、マナの色の1つではない。例えば[[極楽鳥/Birds of Paradise]]などの[[能力]]で「好きな色のマナ」を選ぶ場合、無色マナを選ぶことはできない。
 
無色マナはマナの[[タイプ]]の1つであるが、マナの色の1つではない。例えば[[極楽鳥/Birds of Paradise]]などの[[能力]]で「好きな色のマナ」を選ぶ場合、無色マナを選ぶことはできない。
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[[ゲートウォッチの誓い]]ではコストに無色マナを要求するカードが初めて登場し、それまで[[色マナ]]の[[下位互換]]でしか無かった無色マナを生み出す[[マナ基盤]]に付加価値が付くようになった。また無色マナを生み出す[[基本土地]]である[[荒地/Wastes]]も登場した。[[モダンホライゾン3]]及び[[モダンホライゾン3統率者デッキ]]でも無色マナをコストに使うカードが登場し、[[存在を盗むもの/Thief of Existence]]のようにコストに色マナと無色マナの両方を必要とする[[多色]]ならぬ多[[マナのタイプ]]カードも登場した。
  
 
*表記が簡単なこと(および後述する[[#旧表記|旧表記]]では同じシンボルが用いられていたこと)から、俗に不特定マナのことを「無色マナ」と表現することもあるが、これは正確な表現ではないので注意。
 
*表記が簡単なこと(および後述する[[#旧表記|旧表記]]では同じシンボルが用いられていたこと)から、俗に不特定マナのことを「無色マナ」と表現することもあるが、これは正確な表現ではないので注意。
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*ゲートウォッチの誓い以前にも、[[North Star]]の[[起動型能力]]による[[代替コスト]]が無色マナでしか支払えなかった時期がある。
  
 
==旧表記==
 
==旧表記==
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*例:[[太陽の指輪/Sol Ring]]の[[ルール文章]]は現在の[[オラクル]]では「[[タップ|(T)]]:(◇)(◇)を加える。」であるが、変更以前は「(T):あなたの[[マナ・プール]]に(2)を加える。」と表記されていた({{Gatherer|id=407099|カード画像}})。
 
*例:[[太陽の指輪/Sol Ring]]の[[ルール文章]]は現在の[[オラクル]]では「[[タップ|(T)]]:(◇)(◇)を加える。」であるが、変更以前は「(T):あなたの[[マナ・プール]]に(2)を加える。」と表記されていた({{Gatherer|id=407099|カード画像}})。
 
同様に、灰色の丸を使った表現がコストの中で使われている場合、それは不特定マナ・コストを表している。これは現在の[[総合ルール|ルール]]や表記と同一で、「無色マナでしか支払えない」のではなく「どんな色のマナでも無色マナでも支払える」ことを表している。
 
同様に、灰色の丸を使った表現がコストの中で使われている場合、それは不特定マナ・コストを表している。これは現在の[[総合ルール|ルール]]や表記と同一で、「無色マナでしか支払えない」のではなく「どんな色のマナでも無色マナでも支払える」ことを表している。
 
*無色マナでしか支払えないコストを持った[[カード]]はゲートウォッチの誓いで初めて登場した。
 
**それ以前にも、[[North Star]]の[[起動型能力]]による[[代替コスト]]が無色マナでしか支払えなかった時期がある。
 
  
 
==参考==
 
==参考==

2024年6月3日 (月) 13:10時点における版

無色マナ/Colorless Manaとは、のついていないマナのこと。


Hedron Crawler / 面晶体の這行器 (2)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)

(T):(◇)を加える。((◇)は無色マナを表す。)

0/1


Spatial Contortion / 次元の歪曲 (1)(◇)
インスタント

((◇)は無色マナを表す。)
クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+3/-3の修整を受ける。


目次

概要

マナ・シンボルは、図形は灰色の丸の中に菱型の記号「(◇)」で表し、略号は(C)で表される。

コストに無色マナ・シンボルが含まれる場合、それは無色マナでのみ支払うことができる。例えば(1)(◇)のマナ・コストを持つ次元の歪曲/Spatial Contortionは、不特定マナ1点(色マナでも無色マナでも支払える)と無色マナ1点(色マナでは支払えず、無色マナのみで支払える)がなければ唱えられない。

無色マナはマナのタイプの1つであるが、マナの色の1つではない。例えば極楽鳥/Birds of Paradiseなどの能力で「好きな色のマナ」を選ぶ場合、無色マナを選ぶことはできない。

ゲートウォッチの誓いではコストに無色マナを要求するカードが初めて登場し、それまで色マナ下位互換でしか無かった無色マナを生み出すマナ基盤に付加価値が付くようになった。また無色マナを生み出す基本土地である荒地/Wastesも登場した。モダンホライゾン3及びモダンホライゾン3統率者デッキでも無色マナをコストに使うカードが登場し、存在を盗むもの/Thief of Existenceのようにコストに色マナと無色マナの両方を必要とする多色ならぬ多マナのタイプカードも登場した。

  • 表記が簡単なこと(および後述する旧表記では同じシンボルが用いられていたこと)から、俗に不特定マナのことを「無色マナ」と表現することもあるが、これは正確な表現ではないので注意。
  • ゲートウォッチの誓い以前にも、North Star起動型能力による代替コストが無色マナでしか支払えなかった時期がある。

旧表記

戦乱のゼンディカー以前は、無色マナを生み出す効果において無色マナを表現する際、(1)や(2)など不特定マナと同じシンボルを使って表現されていた(時代によっては「無色マナ1点」のように文章で直接記された)が、ゲートウォッチの誓い発売に伴い現在のマナ・シンボルが用いられる事になった。

マナを生み出す効果で、生み出すマナが灰色の丸の中に数字や変数が書かれた形で表されている場合、生み出されたマナは無色マナである。

同様に、灰色の丸を使った表現がコストの中で使われている場合、それは不特定マナ・コストを表している。これは現在のルールや表記と同一で、「無色マナでしか支払えない」のではなく「どんな色のマナでも無色マナでも支払える」ことを表している。

参考

引用:総合ルール 20231117.0

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