古きクローサの力/Might of Old Krosa

提供：MTG Wiki

2008年8月5日 (火) 21:52時点における版

変則的な巨大化/Giant Growth。通常プレイする分には+2/+2と巨大化よりも修整値が小さいが、メイン・フェイズにプレイする事で+4/+4と巨大化よりも大きな効果が見込める。

相手の火力などからクリーチャーを守る場合には+2/+2でも十分有用であり、最後のダメージを上積みする場合にはダメージが多い点がありがたい。しかし、ブロック・クリーチャーがいる場合にはソーサリー・タイミングでは使いづらくなるので、そういった場合は修整値が一律の巨大化の方が便利であるため一長一短。

近頃の緑には、シラナの岩礁渡り/Silhana Ledgewalkerに代表される軽量で回避能力に優れるクリーチャーが多いので便利。1マナで4点のダメージにもなりうるカードなので、今後の緑の速攻系ビートダウンならば採用の可能性は非常に高い。2ターン目にしてライフを半分消し飛ばすことも可能な破壊力と速度は魅力的である。レガシーにおいてバーサクストンピィに使われている。

• 超巨大化/Monstrous Growthの実質的な上位互換である。
  • 苔汁の橋/Mosswort Bridgeなどによって無理やりメイン・フェイズ以外に使うような状況ならば超巨大化の方が修整値が大きい。
• 勘違いしやすいが、メイン・フェイズ中であればソーサリーかインスタントかのタイミングは問わない。例えばメイン・フェイズの1枚目に対応して火力が飛んできたので2枚目を使った場合、それも修整は+4/+4となる。

関連カード

サイクル

時のらせんのインスタ＝ソーサリーカードサイクル。インスタントであるが、自分のメイン・フェイズ中に唱えることでよりよい効果が得られる。

• 塵への帰結/Return to Dust
• 入念な考慮/Careful Consideration
• 消えない賛歌/Haunting Hymn
• 硫黄破/Sulfurous Blast
• 古きクローサの力/Might of Old Krosa

参考

• カード個別評価：時のらせん - アンコモン