部屋
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[[次元/Plane]]全体が1つの館であり、部屋で構成された[[ダスクモーン/Duskmourn]]を表したエンチャント・タイプ。 | [[次元/Plane]]全体が1つの館であり、部屋で構成された[[ダスクモーン/Duskmourn]]を表したエンチャント・タイプ。 | ||
− | [[パーマネント]]版[[分割カード]] | + | [[パーマネント]]版[[分割カード]]であり、1枚のカードに横向きのレイアウトで小さな2枚のカードが並べて印刷されている。[[イラスト]]欄は繋がり1つの横長のイラストとなっている。 |
部屋の各半分は「ドア/Door」と呼ばれる。[[唱える]]際はどちらかのドアを選んで唱え、その片方のドアのみが[[能力]]を発揮する。唱えなかった方のドアも、[[ソーサリー・タイミング]]でその[[マナ・コスト]]を[[支払う]]ことでドアを開放できる。 | 部屋の各半分は「ドア/Door」と呼ばれる。[[唱える]]際はどちらかのドアを選んで唱え、その片方のドアのみが[[能力]]を発揮する。唱えなかった方のドアも、[[ソーサリー・タイミング]]でその[[マナ・コスト]]を[[支払う]]ことでドアを開放できる。 | ||
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− | + | 部屋そのものには特別なルールは無く、共通の[[タイプ行]]を持つ分割カードとしてルールが制定されている。ダスクモーン:戦慄の館時点では部屋専用のルールであるので、このページで解説する。 | |
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*#*2番目のケースでは、ドアが開放されることでその能力が誘発するため、パーマネントが戦場に出たときに誘発する能力を追加で誘発させる効果(たとえば、[[パンハモニコン/Panharmonicon]]が持つ効果)は、適用されない。 | *#*2番目のケースでは、ドアが開放されることでその能力が誘発するため、パーマネントが戦場に出たときに誘発する能力を追加で誘発させる効果(たとえば、[[パンハモニコン/Panharmonicon]]が持つ効果)は、適用されない。 | ||
*一部の能力には、あなたがコントロールしている部屋のドアを開放できるものもある。そのような能力で、すでに開放されているドアを開放するという選択を行うことはできない。そのような能力が対象を必要とする場合、両方のドアが開放されている部屋を対象とすることはできるが、能力が解決される際に何も起こらない。 | *一部の能力には、あなたがコントロールしている部屋のドアを開放できるものもある。そのような能力で、すでに開放されているドアを開放するという選択を行うことはできない。そのような能力が対象を必要とする場合、両方のドアが開放されている部屋を対象とすることはできるが、能力が解決される際に何も起こらない。 | ||
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*一部のドアには、そのドアを開放するたびに誘発し、1つ以上の対象を必要とするものがある。その誘発型能力に対して適正な対象が不十分であっても、あなたはそのドアを開放することができる。その誘発された能力はスタックに置かれない。 | *一部のドアには、そのドアを開放するたびに誘発し、1つ以上の対象を必要とするものがある。その誘発型能力に対して適正な対象が不十分であっても、あなたはそのドアを開放することができる。その誘発された能力はスタックに置かれない。 | ||
− | *「あなたが部屋1つを完全に開放するたび」に誘発する能力は、その部屋のもう片方のドアがすでに開放されている時にドアが開放されるか、もしくはその部屋の両方のドアが同時に開放された場合に誘発する。 | + | *「あなたが部屋1つを完全に開放するたび」に誘発する能力は、その部屋のもう片方のドアがすでに開放されている時にドアが開放されるか、もしくはその部屋の両方のドアが同時に開放された場合に誘発する。 |
===コピー=== | ===コピー=== |
2024年9月23日 (月) 22:56時点における版
登場セット |
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ダスクモーン:戦慄の館 ダスクモーン:戦慄の館統率者デッキ |
部屋/Roomとは、エンチャント・タイプの1つ。
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Bottomless Pool / 底なしプール (青)エンチャント ─ 部屋(Room)
(どちらの半分でも唱えることができる。そのドアは戦場で開放される。閉鎖されているドアのマナ・コストを支払って、それを開放してもよい。これはソーサリーとして行う。)
あなたがこのドアを開放したとき、クリーチャー最大1体を対象とする。それをオーナーの手札に戻す。
エンチャント ─ 部屋(Room)
(どちらの半分でも唱えることができる。そのドアは戦場で開放される。閉鎖されているドアのマナ・コストを支払って、それを開放してもよい。これはソーサリーとして行う。)
あなたがコントロールしている1体以上のクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたはカード1枚を引く。
目次 |
概要
次元/Plane全体が1つの館であり、部屋で構成されたダスクモーン/Duskmournを表したエンチャント・タイプ。
パーマネント版分割カードであり、1枚のカードに横向きのレイアウトで小さな2枚のカードが並べて印刷されている。イラスト欄は繋がり1つの横長のイラストとなっている。
部屋の各半分は「ドア/Door」と呼ばれる。唱える際はどちらかのドアを選んで唱え、その片方のドアのみが能力を発揮する。唱えなかった方のドアも、ソーサリー・タイミングでそのマナ・コストを支払うことでドアを開放できる。
ダスクモーン:戦慄の館では全色に存在し、青と赤は少し多くリミテッドでの青赤のアーキタイプにもなっている。また、部屋のドアを完全に開放することで誘発する違和感や、部屋のドアを閉鎖したり開放したりすることのできるカードも収録されている。ダスクモーン:戦慄の館統率者デッキでも各構築済みデッキに1枚ずつ収録されている。
ルーリング
部屋そのものには特別なルールは無く、共通のタイプ行を持つ分割カードとしてルールが制定されている。ダスクモーン:戦慄の館時点では部屋専用のルールであるので、このページで解説する。
戦場とスタック以外での特性や唱える際の選択などは分割カード#ルーリングを参照。
ドアを開放する
部屋・呪文が解決した時、その部屋が戦場に出ると同時に、対応するドアが「開放/Unlock」される。唱えなかった側のドアは「閉鎖/Lock」されている。閉鎖されているドアの特性(名前やマナ・コスト、文章欄)は存在しないものとして扱われる。
あなたのターンのメイン・フェイズ中にあなたが優先権を持ち、スタックが空である時はいつでも、閉鎖されたドアのマナ・コスト(「開放コスト/Unlock cost」とも呼ばれる)を支払ってよい。そのドアは開放された状態になる。これは特別な処理である。これはスタックを使わないので、対応することはできない。
部屋がスタック以外の領域から戦場に出るなら、それは両方のドアが閉鎖された状態で戦場に出る。部屋のどちらのドアも開放されていないなら、それはカード名も能力も持たない部屋・エンチャントである。
- 「あなたがこのドアを開放したとき」に誘発する能力は、そのドアが開放されたときに誘発する。これは、次の2つの方法のいずれかで起こりうる。
- そのドアが戦場で開放される。
- 対応する半分を唱え、その部屋が戦場に出たときに開放される。
- 2番目のケースでは、ドアが開放されることでその能力が誘発するため、パーマネントが戦場に出たときに誘発する能力を追加で誘発させる効果(たとえば、パンハモニコン/Panharmoniconが持つ効果)は、適用されない。
- 一部の能力には、あなたがコントロールしている部屋のドアを開放できるものもある。そのような能力で、すでに開放されているドアを開放するという選択を行うことはできない。そのような能力が対象を必要とする場合、両方のドアが開放されている部屋を対象とすることはできるが、能力が解決される際に何も起こらない。
- 一部のドアには、そのドアを開放するたびに誘発し、1つ以上の対象を必要とするものがある。その誘発型能力に対して適正な対象が不十分であっても、あなたはそのドアを開放することができる。その誘発された能力はスタックに置かれない。
- 「あなたが部屋1つを完全に開放するたび」に誘発する能力は、その部屋のもう片方のドアがすでに開放されている時にドアが開放されるか、もしくはその部屋の両方のドアが同時に開放された場合に誘発する。
コピー
戦場の部屋・パーマネントをコピーしたパーマネントが戦場に出る、あるいはコピー・トークンが戦場に出るなら、それはコピー元の部屋の開放状況に関わらず、両方のドアが閉鎖された状態で戦場に出る。既に戦場に存在するパーマネントが部屋・パーマネントをコピーする場合、コピー元の部屋の開放状況に関わらず、コピー先のパーマネントの開放状況で特性が決まる。スタック上でコピーされた部屋呪文は、どちらのドアが唱えられたかの選択を保持し、解決されると、そのコピーがトークンになる際に適切なドアが開放された状態で戦場に出る。
いずれの場合も、閉鎖された部屋の情報もコピーされており、マナ・コストを支払うことで部屋を開放することが出来る。
- 日本公式サイトのメカニズム記事では「部屋をコピーするとコピー元の部屋の開放されている特性をコピーする。」という旨が残っているが、元の英語記事では著者のMatt Tabakが誤りであったとXで説明し、現在は記述は削除されている[1][2][3]。
注釈
- ↑ 『ダスクモーン:戦慄の館』のメカニズム(マジック日本公式サイト 2024年9月1日)
- ↑ Matt Tabak(Matt TabakのX 2024年9月4日)
- ↑ 『ダスクモーン:戦慄の館』のメカニズム(マジック米国公式サイト日本語版 2024年8月31日)