秘密のランデブー/Secret Rendezvous
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− | 白にしてこの効率の良さは特筆に値する。ただし[[対戦相手]]にも3枚引かせてしまうデメリットはとても無視できるものではなく、[[2人対戦]]ではこの[[カード]]を消費している分だけ[[アドバンテージ]]を失ってしまう。「あと1枚でも[[ドロー]]出来れば、この[[ターン]]に[[勝利]]できる」という場合や、相手に引かせることがメリットに繋がる場合は有効に使えるように思えるが、実際には使いどころが難しい。たとえば[[覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils]]や [[地獄界の夢/Underworld Dreams]]などは相性が良いと言えるが、白単色でこのカードを採用できるような[[デッキ]]は存在せず、他の[[色]]を使うのであればもっと使いやすいドロー手段が豊富に存在する。 | + | 白にしてこの効率の良さは特筆に値する。ただし[[対戦相手]]にも3枚引かせてしまうデメリットはとても無視できるものではなく、[[2人対戦]]ではこの[[カード]]を消費している分だけ[[アドバンテージ]]を失ってしまう。「あと1枚でも[[ドロー]]出来れば、この[[ターン]]に[[勝利]]できる」という場合や、相手に引かせることがメリットに繋がる場合は有効に使えるように思えるが、実際には使いどころが難しい。たとえば[[覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils]]や[[地獄界の夢/Underworld Dreams]]などは相性が良いと言えるが、白単色でこのカードを採用できるような[[デッキ]]は存在せず、他の[[色]]を使うのであればもっと使いやすいドロー手段が豊富に存在する。 |
[[対象]]とする対戦相手は1人だけなので、3人以上の[[多人数戦]]であればデメリットはやや軽減される。また、盤外戦術として特定の対戦相手と協力したい場合は強力な[[政治]]交渉手段となり得るだろう。 | [[対象]]とする対戦相手は1人だけなので、3人以上の[[多人数戦]]であればデメリットはやや軽減される。また、盤外戦術として特定の対戦相手と協力したい場合は強力な[[政治]]交渉手段となり得るだろう。 |
2025年4月23日 (水) 17:11時点における最新版
ドローの苦手な白でありながら、3マナで3枚も引けるソーサリー。白の理念である平等に則っている。
白にしてこの効率の良さは特筆に値する。ただし対戦相手にも3枚引かせてしまうデメリットはとても無視できるものではなく、2人対戦ではこのカードを消費している分だけアドバンテージを失ってしまう。「あと1枚でもドロー出来れば、このターンに勝利できる」という場合や、相手に引かせることがメリットに繋がる場合は有効に使えるように思えるが、実際には使いどころが難しい。たとえば覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veilsや地獄界の夢/Underworld Dreamsなどは相性が良いと言えるが、白単色でこのカードを採用できるようなデッキは存在せず、他の色を使うのであればもっと使いやすいドロー手段が豊富に存在する。
対象とする対戦相手は1人だけなので、3人以上の多人数戦であればデメリットはやや軽減される。また、盤外戦術として特定の対戦相手と協力したい場合は強力な政治交渉手段となり得るだろう。
- Mark Rosewaterによれば、2人対戦の白ウィニーに利用されない形で複数枚のドローを行えるようデザインされたカードであり、多人数戦での協力を意識している[1]。統率者戦用セットに収録していないのは枠の確保に時間がかかり収録が遅れるためだとのこと[2]。
- 過去には、複数枚引ける一時休戦/Temporary Truceなどがあった。
[編集] 余談
日本におけるランデブーとは(特に恋人関係における)デートを示すことが多いが、元々の意味はフランス語で「2人の人間が時間と場所を決めて出会うこと」。イラストからは、普段は対立しあうことが多い異なる大学の2人が、共に語らい勉強をする様子が読み取れる。
ストリクスヘイヴンの五つの大学は生徒たちの自然な競争を促進しているが、すべての障壁を越える絆もある。
[編集] 参考
- ↑ I have to express my extreme disappointment in...(Blogatog 2021年4月2日 Mark Rosewaterのブログ)
- ↑ If Secret Rendezvous is meant to be a political...(Blogatog 2021年4月2日 Mark Rosewaterのブログ)