マネデス

提供：MTG Wiki

2009年4月4日 (土) 16:18時点における版

マネデスとは、Money Destruction(金銭破壊)の略。相手の『財布の中身』を破壊することを考える戦略およびコンボ。マジックではデッキ戦略・コンボ構成を『〜破壊/〜Destruction』という形で表現することがしばしばあるが、これもそれにならってつけられたもの。

もちろん、通常の公式トーナメントルール下では実現できない。冗談セットであるアングルードのカードを絡めて初めて実現できる。

中核となるのは、日本・ホビージャパン掲示板発祥のコンボ。具体的には精神隷属器/Mindslaverで対戦相手の次のターンのコントロールを奪った上でAshnod's Couponを寄付/Donateし、クーポンを自身を対象にして起動させる。これによって対戦相手は買いたくもないドリンクを無理矢理買わされることになる。

• 自身を対象にする為、ドリンクを買いに走るのも対戦相手。代金を払うのも対戦相手。当然実際にドリンクを手に入れるのも対戦相手。「無駄な買い物をさせて財布の中を破壊する」という凶悪コンボである。

  (例えば真冬に冷やし飴買わせるとか…。)ストレスがたまること請け合い。

• やる気デストラクションを超える、恐らく最強の○○デストラクション。というかこれ自体がやる気デストラクションの要素も含んでいる。
• 確実に成功させるにはコントロールしているターンのうちに寄付/Donateする必要がある為、ヴィダルケンの宇宙儀/Vedalken Orreryが必要だろう。
• インスタント・タイミングで寄付/Donateする場合ほど確実ではないが、タップしてから押し付ける手もある。
• 投了すれば回避できる。
• これが実現可能なのかどうかは多くのプレイヤーの間で議論の的となって…はいない。
• 公式のコラムにもいつの間にか取り上げられていたり。

  アンヒンジドの登場後、Ashnod's Couponの代わりに「Booster Tutorを刻印した一望の鏡/Panoptic Mirror」を寄付/Donateし、白の夜明けの運び手/Bringer of the White Dawnなどで精神隷属器/Mindslaverを使い回して毎ターンのブースターパック開封(暗に購入)を迫り、より高効率で出費を迫るコンボが誕生した。迷惑な話である。こちらはAshnod's Couponによるものと違い、回収するのは精神隷属器/Mindslaverだけでいいので使い回すのが楽。手元にブースターがなければ、とっとと投了した方がいい。

• 白の夜明けの運び手/Bringer of the White Dawnの代わりに、啓発のジン/Djinn Illuminatusを一緒に寄付/DonateしてBooster Tutor（のコピー）に複製を持たせた上で黒の無限マナを発生させてやると、間違いなく相手は投了するだろう。迷惑すぎる。
• また、マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice影響下でCollector Protectorを寄付/Donateしてもそれっぽいことができる。この場合は「出費」とは言いがたい。
• いずれにせよ寄付/Donate系と精神隷属器/Mindslaverは必須であり、ミラディンで精神隷属器/Mindslaverが登場したことによって生まれたコンボといえる。
  • 嵐の目/Eye of the Stormを場に出した後にBooster Tutorを使い、その後精神隷属器/Mindslaverを使えば寄付/Donateを使わずにコンボを行う事が出来る。
• サニー・サイド・アップ辺りの無限コンボのとどめに。研究+開発/Research+Developmentと合わせてサイドに仕込んでみよう。

参考

• 用語集