ルフ鳥の卵/Rukh Egg
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能動的に[[生け贄に捧げる]]手段や、[[全体除去]]と併用して孵化させたい。例えば[[抹消/Obliterate]]と組み合わせれば、通常は戦場に4/4飛行だけが残ることになる。 | 能動的に[[生け贄に捧げる]]手段や、[[全体除去]]と併用して孵化させたい。例えば[[抹消/Obliterate]]と組み合わせれば、通常は戦場に4/4飛行だけが残ることになる。 | ||
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*戦場から墓地に置かれたときトークンが出る初めてのカード。そのため、[[アラビアンナイト]]当時よく使われ方を勘違いされ、戦場からでなくとも(例えば[[手札]]から[[捨てる|捨て]]られたときも)トークンが出るとされたこともあった。 | *戦場から墓地に置かれたときトークンが出る初めてのカード。そのため、[[アラビアンナイト]]当時よく使われ方を勘違いされ、戦場からでなくとも(例えば[[手札]]から[[捨てる|捨て]]られたときも)トークンが出るとされたこともあった。 | ||
**アラビアンナイト版の[[テキスト]]では、「''If Rukh Egg goes to the graveyard,a Rukh―a 4/4 red flying creature―comes into play on your side at the end of that turn.''(後はクリーチャー・トークンの説明が続く)」とあり、文面上、[[戦場]]・[[手札]]・[[ライブラリー]]からの如何にかかわらず、墓地に置かれればトークンが出せるようになっていた。このため、後攻1[[ターン]]目に手札を8枚にした後、[[ディスカード・フェイズ]](現在は[[クリンナップ・ステップ]])にルフ鳥の卵を[[捨てる|捨て]]てトークンを出すことが横行した。のちに[[Duelist]]誌4号で[[エラッタ]]が発表され、[[誘発条件]]が「戦場から墓地に置かれたとき」に修正された。これが、[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]最初のエラッタの1つである。 | **アラビアンナイト版の[[テキスト]]では、「''If Rukh Egg goes to the graveyard,a Rukh―a 4/4 red flying creature―comes into play on your side at the end of that turn.''(後はクリーチャー・トークンの説明が続く)」とあり、文面上、[[戦場]]・[[手札]]・[[ライブラリー]]からの如何にかかわらず、墓地に置かれればトークンが出せるようになっていた。このため、後攻1[[ターン]]目に手札を8枚にした後、[[ディスカード・フェイズ]](現在は[[クリンナップ・ステップ]])にルフ鳥の卵を[[捨てる|捨て]]てトークンを出すことが横行した。のちに[[Duelist]]誌4号で[[エラッタ]]が発表され、[[誘発条件]]が「戦場から墓地に置かれたとき」に修正された。これが、[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]最初のエラッタの1つである。 | ||
+ | *アラビアンナイト版にはバージョン違いが存在する。[[コモン]]1版は普通の[[不特定マナ|不特定マナ・シンボル]]であるのに対し、コモン3版は通常より暗くて小さい不特定マナ・シンボルとなっている。 | ||
+ | *[[トークン]]の[[クリーチャー・タイプ]]は当初「ルフ鳥(Rukh)」であったが、[[第9版]][[再録]]時に「[[鳥]]」に変更された。 | ||
+ | **ルフ鳥とはシンドバッドなどで有名なロック鳥のことであるが、「ロック鳥(Roc)」にはならなかった。[[ロック鳥の雛/Roc Hatchling]]も「鳥」なのだから妥当なところか。 | ||
+ | **誤植で、第9版の日本語版カードには「ルフ鳥」と印刷されている。 | ||
*この[[カード]]が元になったものとして[[Chicken Egg]]や[[召喚者の卵/Summoner's Egg]]、[[ロック鳥の雛/Roc Hatchling]]などがある。 | *この[[カード]]が元になったものとして[[Chicken Egg]]や[[召喚者の卵/Summoner's Egg]]、[[ロック鳥の雛/Roc Hatchling]]などがある。 | ||
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*[http://www.wizards.com/magic/advanced/8e/images/8e_wallpaper_red_1024.jpg 壁紙]([[第8版]]、1024x768) | *[http://www.wizards.com/magic/advanced/8e/images/8e_wallpaper_red_1024.jpg 壁紙]([[第8版]]、1024x768) | ||
*[http://www.wizards.com/magic/advanced/8e/images/8e_wallpaper_red_800.jpg 壁紙]([[第8版]]、800x600) | *[http://www.wizards.com/magic/advanced/8e/images/8e_wallpaper_red_800.jpg 壁紙]([[第8版]]、800x600) | ||
− | *[[カード個別評価:アラビアンナイト]] - [[コモン]] | + | *[[カード個別評価:アラビアンナイト]] - [[コモン]]3、[[コモン]]1 |
*[[カード個別評価:第9版]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:第9版]] - [[レア]] | ||
*[[カード個別評価:第8版]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:第8版]] - [[レア]] |
2010年2月25日 (木) 17:07時点における版
Rukh Egg / ルフ鳥の卵 (3)(赤)
クリーチャー — 鳥(Bird) 卵(Egg)
クリーチャー — 鳥(Bird) 卵(Egg)
ルフ鳥の卵が死亡したとき、次の終了ステップの開始時に、飛行を持つ赤の4/4の鳥(Bird)クリーチャー・トークンを1体生成する。
0/3戦場に出たばかりでは、4マナ0/3の効率の悪いブロッカーにしかならない。しかし、墓地に置かれて孵化したとたん、4/4の飛行持ちという高パフォーマンスのクリーチャーに大変身する。
能動的に生け贄に捧げる手段や、全体除去と併用して孵化させたい。例えば抹消/Obliterateと組み合わせれば、通常は戦場に4/4飛行だけが残ることになる。
- 戦場から墓地に置かれたときトークンが出る初めてのカード。そのため、アラビアンナイト当時よく使われ方を勘違いされ、戦場からでなくとも(例えば手札から捨てられたときも)トークンが出るとされたこともあった。
- アラビアンナイト版のテキストでは、「If Rukh Egg goes to the graveyard,a Rukh―a 4/4 red flying creature―comes into play on your side at the end of that turn.(後はクリーチャー・トークンの説明が続く)」とあり、文面上、戦場・手札・ライブラリーからの如何にかかわらず、墓地に置かれればトークンが出せるようになっていた。このため、後攻1ターン目に手札を8枚にした後、ディスカード・フェイズ(現在はクリンナップ・ステップ)にルフ鳥の卵を捨ててトークンを出すことが横行した。のちにDuelist誌4号でエラッタが発表され、誘発条件が「戦場から墓地に置かれたとき」に修正された。これが、マジック最初のエラッタの1つである。
- アラビアンナイト版にはバージョン違いが存在する。コモン1版は普通の不特定マナ・シンボルであるのに対し、コモン3版は通常より暗くて小さい不特定マナ・シンボルとなっている。
- トークンのクリーチャー・タイプは当初「ルフ鳥(Rukh)」であったが、第9版再録時に「鳥」に変更された。
- ルフ鳥とはシンドバッドなどで有名なロック鳥のことであるが、「ロック鳥(Roc)」にはならなかった。ロック鳥の雛/Roc Hatchlingも「鳥」なのだから妥当なところか。
- 誤植で、第9版の日本語版カードには「ルフ鳥」と印刷されている。
- このカードが元になったものとしてChicken Eggや召喚者の卵/Summoner's Egg、ロック鳥の雛/Roc Hatchlingなどがある。
参考
- 壁紙(第8版、1024x768)
- 壁紙(第8版、800x600)
- カード個別評価:アラビアンナイト - コモン3、コモン1
- カード個別評価:第9版 - レア
- カード個別評価:第8版 - レア