根の壁/Wall of Roots
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後の[[ぶどう棚/Vine Trellis]]との大きな違いは、[[召喚]]した[[ターン]]に[[マナ能力]]が使えるかどうかである。出して即マナを出すことで実質1マナ0/4の壁としても使うことが可能。また、自分のターンで[[マナ能力]]を使用しても[[タップ]]しないので[[ブロッカー]]として残せるのも強みである。どんな状態でもマナが出るため、これから[[エメラルドの魔除け/Emerald Charm]]をプレイして[[停滞/Stasis]]を[[破壊]]したりしていた。 | 後の[[ぶどう棚/Vine Trellis]]との大きな違いは、[[召喚]]した[[ターン]]に[[マナ能力]]が使えるかどうかである。出して即マナを出すことで実質1マナ0/4の壁としても使うことが可能。また、自分のターンで[[マナ能力]]を使用しても[[タップ]]しないので[[ブロッカー]]として残せるのも強みである。どんな状態でもマナが出るため、これから[[エメラルドの魔除け/Emerald Charm]]をプレイして[[停滞/Stasis]]を[[破壊]]したりしていた。 | ||
− | + | 非常に[[軽い|軽量]]でマナ加速のみならず相手のターンにも確実に1マナを確保してくれるため、[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]の[[マナ基盤]]としても活躍が見込め、自分のターンに動きたいが、相手のターンにマナも残したい…と悩む[[クロック・パーミッション]]にもありがたいカード。 | |
[[召集]]とも相性が良い。[[召喚の調べ/Chord of Calling]]がトーナメントレベルで使用できた理由の一つはこのカードだろう。 | [[召集]]とも相性が良い。[[召喚の調べ/Chord of Calling]]がトーナメントレベルで使用できた理由の一つはこのカードだろう。 | ||
+ | *ミラージュ・ブロック当時の[[スタンダード]]では[[緑]]の壁として[[花の壁/Wall of Blossoms]]と双璧を為した。 | ||
+ | *マナ・クリーチャーにしては珍しく[[火力]]で[[焼く|焼かれ]]にくいのもポイント。 | ||
+ | *タップせずにマナを生み出せるため[[貿易風ライダー/Tradewind Rider]]とも相性がよい。→[[アウェイクニング]] | ||
*[[能力]]の[[起動]]制限が「各ターン」1回なのもポイント。[[適者生存/Survival of the Fittest]]を使う[[デッキ]]では表裏で起動されることもしばしば。 | *[[能力]]の[[起動]]制限が「各ターン」1回なのもポイント。[[適者生存/Survival of the Fittest]]を使う[[デッキ]]では表裏で起動されることもしばしば。 | ||
*1998年の[[プロツアー予選|PTQ]]を席巻したデッキのおかげで、このカードの「バグ」が発覚した。詳細は[[フェイズ・ゼロ]]の項目を参照のこと。 | *1998年の[[プロツアー予選|PTQ]]を席巻したデッキのおかげで、このカードの「バグ」が発覚した。詳細は[[フェイズ・ゼロ]]の項目を参照のこと。 |
2010年8月5日 (木) 10:22時点における版
Wall of Roots / 根の壁 (1)(緑)
クリーチャー — 植物(Plant) 壁(Wall)
クリーチャー — 植物(Plant) 壁(Wall)
防衛
根の壁の上に-0/-1カウンターを1個置く:(緑)を加える。毎ターン1回のみ起動できる。
ミラージュ・ブロック当時良く使われたマナ・クリーチャー、兼ブロッカー。一気にマナ加速させることはできないが、コンスタントにマナ・クリーチャーとして活躍が見込める。またブロッカーとしてのサイズも十分で、相手の動きを牽制しながらのプレイングも可能。マナ加速と時間稼ぎを実に器用にこなす。
後のぶどう棚/Vine Trellisとの大きな違いは、召喚したターンにマナ能力が使えるかどうかである。出して即マナを出すことで実質1マナ0/4の壁としても使うことが可能。また、自分のターンでマナ能力を使用してもタップしないのでブロッカーとして残せるのも強みである。どんな状態でもマナが出るため、これからエメラルドの魔除け/Emerald Charmをプレイして停滞/Stasisを破壊したりしていた。
非常に軽量でマナ加速のみならず相手のターンにも確実に1マナを確保してくれるため、ビートダウンのマナ基盤としても活躍が見込め、自分のターンに動きたいが、相手のターンにマナも残したい…と悩むクロック・パーミッションにもありがたいカード。
召集とも相性が良い。召喚の調べ/Chord of Callingがトーナメントレベルで使用できた理由の一つはこのカードだろう。
- ミラージュ・ブロック当時のスタンダードでは緑の壁として花の壁/Wall of Blossomsと双璧を為した。
- マナ・クリーチャーにしては珍しく火力で焼かれにくいのもポイント。
- タップせずにマナを生み出せるため貿易風ライダー/Tradewind Riderとも相性がよい。→アウェイクニング
- 能力の起動制限が「各ターン」1回なのもポイント。適者生存/Survival of the Fittestを使うデッキでは表裏で起動されることもしばしば。
- 1998年のPTQを席巻したデッキのおかげで、このカードの「バグ」が発覚した。詳細はフェイズ・ゼロの項目を参照のこと。
- 時のらせんでタイムシフトカードとして再録。新たに植物のクリーチャー・タイプを得た。
- 各ターンに1回なので、小分けで呪文を使うデッキなら、次の自分のターンから2マナのマナブーストとなりかなり有用。