火柱/Pillar of Flame

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Pillar of Flame / 火柱 (赤)
ソーサリー

クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。火柱はそれに2点のダメージを与える。このターン、これによりダメージを与えられたクリーチャーが死亡するなら、代わりにそれを追放する。


マグマのしぶき/Magma Sprayによく似た単体火力ソーサリーになった代わりにプレイヤーにも撃てるようになり、追放の条件が山伏の炎/Yamabushi's Flame赤の太陽の頂点/Red Sun's Zenithと同じものになった。

ソーサリーではあるが、火力としての効率はショック/Shockと同等。墓地に関するカードの多いイニストラード・ブロックを含む環境では追加効果も優秀で、主に不死を初めとする死亡誘発能力、墓地から復活する能力によく刺さる。

リミテッドでは単純に除去として強力。アヴァシンの帰還のみのカードプールでは追放したい小型クリーチャーはそう多くはないが、アンデッドの処刑人/Undead Executioner死体の運び屋/Driver of the Deadに対しては効果的である。

スタンダードでも絡み根の霊/Strangleroot Geistゲラルフの伝書使/Geralf's Messengerという2大不死クリーチャーに加え、墓所這い/Gravecrawler宿命の旅人/Doomed Travelerチャンドラのフェニックス/Chandra's Phoenix真面目な身代わり/Solemn Simulacrumと有効な相手は多い。ムーアランドの憑依地/Moorland Hauntなどの餌を溜めさせないことも重要。モダン以下ではバーンの天敵である台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks対策として期待できる。

  • どうしても追放したいタフネス3以上のクリーチャーがいる場合は、これを撃った上で他の火力や除去を撃つことも考えられる。ただしソーサリーであるため、戦闘ダメージとの合わせ技はやや狙いにくい。

ルール

  • 火柱から致死ダメージ与えられて死亡する場合だけでなく、火柱からダメージを与えられたターン中に他の要因によって死亡する場合にも、そのクリーチャーは追放される。
  • マグマのしぶきが対象に取ったクリーチャーを追放するのに対し、これはダメージを与えたクリーチャーを追放する。
    • 軽減移し変えなどでダメージを与えられなかったのであれば、火柱の対象となったクリーチャーは死亡する場合追放されない。
    • 火柱のダメージを移し変えられたクリーチャーは、火柱の対象に取られていなくとも、死亡する場合は追放される。

参考

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