Samite Alchemist
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クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)
(白)(白),(T):あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とする。このターン、それに与えられる次のダメージを4点軽減する。そのクリーチャーをタップする。それはあなたの次のアンタップ・ステップにアンタップしない。
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白得意のプリベンターの1つ。
2マナで4ダメージを軽減できる。
この起動コストで4ダメージを止められること自体はかなり強い部類。 ただし、能力の対象になったクリーチャーはタップされ、次のターンには自然なアンタップが行えなくなる。 とはいえ、墓地送りよりははるかにマシなので1ターン休むぐらいは許してやろう。
ご存知の通り、この手の能力はリミテッドでは強力だが構築では言わずもがな。 パワーもない完全な防御用クリーチャーの上にマナ・コストも大きく、なかなか一線級として採用されることはなかった。
- 「対象を強制タップ+次ターンのアンタップ阻害」という効果のため、当然ながら対戦相手のクリーチャーは対象にできないように設定されている。
参考
ストーリー
サマイトの錬金術師/Samite Alchemistはウルグローサ/Ulgrothaの大破壊を生き抜いたサマイトの癒し手/Samite Healerの技を継承する治療者。 伝統的な治療法を施すが、そのやり方は癒し手の霊的なアプローチよりも科学的な方向へと推移している。 飲み薬(potions)や粉薬(powders)を調剤する一方、天然物を治療に利用することもある。
テイザー/Taysirはアイゼン/Aysen随一の知恵者と評価するが、審問官バリス/Barisは錬金術の薬など信仰と比べるほどのものではないと軽んじている。
第31世代期、セラの審問官/Serra Inquisitorsが死者の代弁者/Death Speakersに対して武装襲撃を実行。サマイト派はそれを察知するが、係わり合いにならぬが吉と傍観を決める。ところが錬金術師の多くが代弁者を自分の家に匿っているため、別の面から闘争に引きずり込まれてしまっている。これまでの所、誰も命を失わず、大した怪我人も出ていないが、代弁者への民衆の不信感は強まっている。
錬金術師レイハン/Reyhanの名が知られている。
訳語
「Samite Alchemist」は時のらせんの情け知らずのエロン/Eron the Relentlessのフレイバー・テキストで「サマイトの錬金術師」と訳されている。