アッシェンムーアの抉り出し/Ashenmoor Gouger

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3マナ4/4と、小型クリーチャーの質が低い黒と赤にしてはコスト・パフォーマンスが高い代わりに、ブロック制限のペナルティ能力を持つクリーチャー。

スーサイド寄りのビートダウンならばペナルティ能力はそれほど気にならない。むしろ誘惑蒔き/Sower of Temptationなどでコントロールを奪われても邪魔にならない分、前のめりなデッキで有れば都合が良いとさえ言える。プロテクションに引っかかりやすいのが難点だが、このマナ・コストとサイズなら許容範囲内だろう。

黒い4/4という点が時のらせんブロック＋ローウィン＝シャドウムーア・ブロックのスタンダード環境では非常に都合よく働くことが多い。台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finksに躊躇する必要もなく、霧縛りの徒党/Mistbind Cliqueとも相打ちが取れ、火葬/Incinerateや炎渦竜巻/Firespoutのような3点火力、恐怖/Terrorや殺戮の契約/Slaughter Pactのような黒以外を破壊する除去呪文が環境の主な除去呪文であるため、それらに耐性があるこのカードの活躍の場は広い。当時の赤単スライの3マナ域の定番カードとしての地位を築いた。

• 同サイクルのボガートの突撃隊/Boggart Ram-Gangと比較されることも多い。

関連カード

サイクル

シャドウムーアの混成トリプルシンボルの3マナクリーチャーサイクル。アンコモンで各友好色に1枚ずつ存在する。

• 羽毛覆い/Plumeveil
• スズメバチの槍兵/Wasp Lancer
• アッシェンムーアの抉り出し/Ashenmoor Gouger
• ボガートの突撃隊/Boggart Ram-Gang
• 萎れ葉の騎兵/Wilt-Leaf Cavaliers

イーブンタイドの混成トリプルシンボルの3マナクリーチャーサイクル。アンコモンで各対抗色に1枚ずつ存在する。

• 安息無き亡霊/Restless Apparition
• 岩山のプーカ/Crag Puca
• 忍び寄るハッグ/Stalker Hag
• 炉火のホブゴブリン/Hearthfire Hobgoblin
• 悲しげなセルキー/Wistful Selkie

参考

• トリプルシンボルカード
• カード個別評価：シャドウムーア - アンコモン