マナ吸収/Mana Drain
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ヴィンテージにおいてForce of Willと双璧をなす、最強カウンターの1つ。
パーミッション系デッキのマナ加速手段として有効なのが、大きな価値の1つ。 パーミッションは普通、打ち消し用マナを確保したまま重要カードを使えるようなマナ基盤ができるまで我慢の構えになるが、これによって『吸い取った』マナで重要カードを使えるのなら早期に手をはじめられる、ということ。 そういう意味で、不特定マナ・コストが大きい変異種/Morphlingやマスティコア/Masticore、その他アーティファクトとの相性がとてもいい。 前者2つは、そういった手札が無い場合にも能力によってマナ・バーンを避けられる面でも助かる。 但しマナの使い道がなければ、マナ・バーンを起こしてしまうため、対抗呪文/Counterspellに劣ってしまう場面もあり、上位互換ではない。
- 「あなたの次のメイン・フェイズの開始時」としか指定されていないので、自分の戦闘前メイン・フェイズや戦闘フェイズで呪文を打ち消すと、マナが出るのは自分の戦闘後メイン・フェイズ開始時になる。
- ヴィンテージにおける3強の一角を占めるカード。
苦悶の触手/Tendrils of Agony、Mishra's Workshopが他の2者。
- ヴィンテージの一部のデッキではMox等を使用する上での安定性の面から、これよりもマナ漏出/Mana Leakが優先される事もある。詳細はマナ漏出の項目を参照。
- このカードに描かれている赤い生物は、遥か後の時のらせんでカード化した吸収するウェルク/Draining Whelkの幼体である。
吸収するウェルクのイラスト[[1]]でも隅の方にこれが描かれているのが確認できる。
- 藤田憲一氏がゲームぎゃざの初心者講座にて「(ルールテキストに)書かれていることが何もかもおかしい」と当然の指摘。
- 公式カードガイドには「今こんなカードをデザインしたら開発チームは全員バスに轢かれるね」と書かれている。
- とはいえ、対抗呪文/Counterspellすら抹殺された今の環境ならそれも当たり前だが、これが世に出た当時は同様の強力カードがウヨウヨしていたことも忘れてはならない。
特に露天鉱床/Strip Mineのおかげで青にとっては氷河期だった。 ヴィンテージにおいてはそれほどおかしな強さというわけでもないのがその証拠だろう。
- よくこのマナからAmnesiaが高速で打たれてえらい事になる。
2004/09/20より、Type1.5からの移行に伴ってレガシーで禁止となった。