伏魔殿のピュクシス/Pyxis of Pandemonium
提供:MTG Wiki
Pyxis of Pandemonium / 伏魔殿のピュクシス (1)
アーティファクト
アーティファクト
(T):各プレイヤーはそれぞれ自分のライブラリーの一番上のカードを裏向きで追放する。
(7),(T),伏魔殿のピュクシスを生け贄に捧げる:各プレイヤーはそれぞれ伏魔殿のピュクシスによって追放された自分がオーナーであるカードをすべて表向きにする。その後、その中のすべてのパーマネント・カードを戦場に出す。
一つ目の起動型能力でお互いのライブラリーの一番上のカードが追放され、二つ目の起動型能力で追放されたカード中のパーマネントをすべて戦場に出す。
カードは裏向きのまま追放されるため、自分も対戦相手もこの箱に閉じ込められた内容を伺い知ることはできない。あまりに不安定な効果のため、占術などで質を良くして追放するといった工夫が必要だがこれ自体を割られてしまったら元も子もない。
むしろ対戦相手が行う占術などのライブラリー操作を妨害する使い方で潜在的アドバンテージを得た方が利口かもしれない。
- ピュクシスとはイラストに描かれている円筒型の容器のこと。古代ギリシャ・ローマで主に婦人の化粧品入れとして用いられた。pyxisはギリシア語で「箱」を意味する。
- イラストで箱から溢れ出すものに驚く女性の姿や、一つ目の起動型能力で封じ込められたものが二つ目の起動型能力で溢れ出し互いに予測し得ぬ混乱という「災厄」をもたらす様から、ギリシア神話のパンドーラーの逸話に登場する「パンドーラーの箱」がモチーフだと思われる。
- またPyxisとは南天にある羅針盤(らしんばん)座を指す語でもある。帆柱(ほばしら)座のことを指すこともある。