狩り立てられたウンパス/Hunted Wumpus
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Hunted Wumpus / 狩り立てられたウンパス (3)(緑)
クリーチャー — ビースト(Beast)
クリーチャー — ビースト(Beast)
狩り立てられたウンパスが戦場に出たとき、他のすべてのプレイヤーは、自分の手札からクリーチャー・カードを1枚、戦場に出してもよい。
6/6メルカディアン・マスクスで登場した、cipとして他のプレイヤーにアドバンテージを与える187クリーチャーの1つ。このサイクルの緑のデメリットは、他のプレイヤーの手札からクリーチャーを出させてしまうこと。
4マナ5/5クラスのクリーチャーは多いが、6/6となると緑でもそうはいない。とはいえデメリットは相当厳しく、フィニッシャーを出されてさらにこれを除去されたりしたら目も当てられない。ミラディン・ブロックが使えた頃は映し身人形/Duplicantで6/6をタダ取りされることもしばしばだった。
それでもウィニー相手ならば、サイズで大きく勝るので使いようはある。焦熱の火猫/Blistering Firecatぐらいしか単独で対処するカードのない(それも確実でない)スライ対策として使われる。また、ネクロ・ドネイトがコントロールデッキに対するサイドボードとして投入するファイレクシアの抹殺者/Phyrexian Negatorを読んで、サイドボードに潜んでいたことがあった。これは、クリーチャー対策としてネクロ・ドネイトが投入する炎の嵐/Firestorm対策にもなっている。
- それだけネクロ・ドネイトは強力で、使用者が多かったのである。近年ではZooのサイドボード等にその棲家を見つけることができる。手札が無くなるデッキ、ほぼノンクリーチャーのデッキ相手ならデメリット無しという便利なサイドボード要員。ビートダウンがメタに少なければ、メインデッキ投入も有りだろう。
- 亜種に、素拳の岩守/Iwamori of the Open Fistや誘うワーム/Tempting Wurmがある。
- ラヴニカ:ギルドの都に登場した狩り立てられたサイクルの元。向こうはデメリットがトークンになった。
- アドベンチャーゲームの祖と呼ぶ人もいる、1972年に公開されたソフトウェア「Hunt the Wumpus」が元ネタ。銃でウンパスと呼ばれる獣を仕留めるという内容だった。
- "hunted"とは「狩りたてられ(また、それに怯えて)」というニュアンス。
サイクル
メルカディアン・マスクスの、cipとして他のプレイヤーにアドバンテージを与える187クリーチャー。カード名に相手への屈伏を表す受動表現が使われている。