タミヨウの日誌/Tamiyo's Journal
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伝説のアーティファクト
あなたのアップキープの開始時に、調査を行う。(手掛かり(Clue)トークン1つを生成する。それは、「(2),このアーティファクトを生け贄に捧げる:カード1枚を引く。」を持つアーティファクトである。)
(T),手掛かり3つを生け贄に捧げる:あなたのライブラリーからカード1枚を探し、それをあなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。
イニストラードを覆う影のストーリー上重要な伝説のアーティファクトのカード化。
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解説
手掛かりを継続して生成する能力と手掛かりを3つ生け贄に捧げることで起動できるサーチ能力を持つ。
毎ターン(2)を支払うことで1枚カードを引けると考えた場合、ジェイムデー秘本/Jayemdae Tomeのマナ・コストが重くなった代わりに起動コストが軽くなったとものと言える。戦場に出した後じっくりとハンド・アドバンテージを稼ぐカードなので、他の呪文を唱えやすくなるメリットは大きい。
サーチ能力はライブラリーから条件なしにカードを手札に加えられるため強力。単体では悠長なので、継続する調査/Ongoing Investigation、不屈の追跡者/Tireless Trackerなど他の手掛かりを生み出すカードを併用して加速させたい。茨橋の巡回兵/Briarbridge Patrolとの相性はよく、サーチ能力を起動すれば探してきたクリーチャーをノーコストで戦場に出すことができる。
フレイバー・テキスト
443:アヴァシンの 狂気の 背後には 何かが ある……(出典:タミヨウの日誌 日本語版)
Entry 434: There's more to Avacyn's madness . . .(出典:タミヨウの日誌 英語版)
このカードのフレイバー・テキストに含まれる3桁の数字は、各言語版によって異なっている。また同じ言語版でもそれぞれ6種類のバリエーションが存在する。
この数字はイニストラードを覆う影に収録された手掛かり・トークン・カードと合わせた暗号になっており、1つの数字が1単語(日本語版では1文節)に対応する。
- 3桁目(左側)の数字は、その単語が書かれたトークン・カードのフレイバー・テキストに含まれる単語の数を表す。
- 2桁目(中央)の数字は、その単語がフレイバー・テキスト内の何番目の単語かを表す。
- 1桁目(右側)の数字は、その単語が答えとなる文章の何番目に来るかを表す。
日本語版
日本語版では「443」「531」「646」「715」「842」「954」の6種類。
数字 | 文節数 | 文節の位置 | フレイバー・テキスト(日本語版) | 文節 |
---|---|---|---|---|
531 | 5 | 3 | 「あの シンボル…… あれは いつ 変わったのか?」 | あれは |
842 | 8 | 4 | 「すべての 問いは 答えを 3体で 記す ことが できる だろう。」 | 3体で |
443 | 4 | 4 | 「謎は 天使と 共に 来たのだ。」 | 来たのだ |
954 | 9 | 5 | 「羊飼いが 群れを 見守るのは なぜか。 それを 深く 考える 必要が ある。」 | それを |
715 | 7 | 1 | 「忘れる ことなく、 マルコフの 荘園を 探るよう ジェンリクに 頼むのだ。」 | 忘れる |
646 | 6 | 4 | 「潮と 詠唱が、 尋常 でない 高まりを 見せる。」 | でない |
「あれは 3体で 来たのだ それを 忘れる でない」。ウギンの洞察力/Ugin's Insightのフレイバー・テキストからの引用。
「おぬしはウラモグの脅威と言う。だが、あれは3体で来たのだ。それを忘れるでない。」― ウギンからジェイス・ベレレンへ(出典:ウギンの洞察力/Ugin's Insight 日本語版)
英語版
英語版では「434」「546」「653」「711」「855」「922」の6種類。
数字 | 単語数 | 単語の位置 | フレイバー・テキスト(英語版) | 単語 |
---|---|---|---|---|
711 | 7 | 1 | Remember to have Jenrik research Markov Manor. | Remenber |
922 | 9 | 2 | Consider this: the shepherd turns on her flock. Why? | this: |
653 | 6 | 5 | The symbols - when did they change? | they |
434 | 4 | 3 | With angels came mysteries | came |
855 | 8 | 5 | Their chanting grows louder as the tide rises. | as |
546 | 5 | 4 | For every answer, three question. | three |
「Remember this: they came as three」。やはりウギンの洞察力のフレイバー・テキストからの引用だが、少し表現が異なっている。
"You speak to me of the threat of Ulamog. But do not forget: they came as three."― Ugin, to Jace Beleren(出典:ウギンの洞察力/Ugin's Insight 英語版)
ストーリー
プレインズウォーカー/Planeswalkerのタミヨウ/Tamiyoがイニストラード/Innistrad滞在中に記した日記。青い革で装丁され、赤と緑の絹の紐で閉じられている。イラスト。
タミヨウはこの日誌を天文学者ジェンリク/Jenrikに託し、マルコフ荘園/Markov Manorを探るよう依頼した。だがジェンリクはマルコフ荘園で石に埋まって死亡しているところをジェイス・ベレレン/Jace Belerenに発見され、日誌はジェイスの手に渡る。ジェイスはこの日誌を参考にネファリア/Nephaliaを探索し溺墓の寺院/Drownyard Templeを発見するが、彼の精神は錯乱してしまう。その後ジェイスはスレイベン/Thrabenのアヴァシン大聖堂/Avacyn Cathedralでタミヨウと出会うが、日誌を返したかどうかは不明。
フレーバー・テキストに登場
イラストに登場
登場作品・記事
- The Mystery of Markov Manor/マルコフ荘園の謎(Magic Story 2016年3月30日 James Wyatt著)
- The Drownyard Temple/溺墓の寺院(Magic Story 2016年4月6日 Mel Li著)
- Stories and Endings/物語と結末と(Magic Story 2016年5月11日 Nik Davidson著)
その他
- イニストラードを覆う影のプレリリース・トーナメントでは、この日誌を模した箱に入ったプレリリース・キットが配布された。(参考/翻訳)