別探索/Side Quest
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別探索/Side Quest (白)ソーサリー
あなたがあなたの席から見ることができる銀枠ゲームに参加しているプレイヤー1人と、あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。あなたの次のターンまで、そのプレイヤーはそのクリーチャーのコントロールを得る。次のあなたのアップキープの開始時に、そのクリーチャーの上に+1/+1カウンターを2個置く。(クリーチャーはそのコントローラーがプレイしているゲームの戦場にだけ存在する。)
アーティスト:Alex Konstad
別の銀枠ゲームにクリーチャーを送り込む白のソーサリー。次のターンには二回り成長して帰ってくる。
単体強化呪文としてはたった1マナで+1/+1カウンターが2個乗るので、エルフの儀式/Elven Riteあたりと比較するとかなりの高効率。一時的に戦場からいなくなってしまうデメリットはあるが、帰って来さえすれば一気に大型クリーチャーを獲得でき、戦いを有利に進めることができる。一時的にクリーチャーを別の戦場へ逃がすことができると考えれば、ソーサリー除去避けにもならないこともない。
白版の寄付/Donateのようにも扱えるが、1ターン限定で、なおかつクリーチャーしか送り込めないため、コンボ用カードとしては少々用途が狭い。
他のプレイヤーに助け舟を出すこともできるが、凶悪なペナルティ能力や、難解なルールを持つカードを送り込んで嫌がらせをしてみるのも面白い。送り込まれた大地の怒り/Force of Natureがコントローラーを殴り殺すこともあるだろうし、ルールの法律家/Rules Lawyerが送り込まれた日には大きな混乱が巻き起こり迷惑をもたらすだろう。さらに元の戦場で永劫の中軸/Eon Hubが出ていようものなら、送り込まれたクリーチャーはずっと居座り続けることになる。
- Ass Whuppin'から続く、別の銀枠ゲームに割り込むカード。直接的な破壊で混乱をもたらさない分、少々マイルドになっているといえるが、さらなる混乱を呼び込む可能性がある分、余計にタチが悪くなっているともいえる。
- 銀枠ゲーム/silver-bordered gameとは、少なくとも1人以上が銀枠カードを使っているマジックのゲームのことを指す[1]。銀色の枠だとしても、マジック以外のカードゲームに割り込むことは(少なくともマジック側のルールでは)今回はできなくなっている。
- 他のゲームにある間にクリーチャーが戦場を離れた場合、それは元のゲームの該当する領域に置かれる。すなわち、死亡した場合はあなたの墓地に置かれ、手札に戻されていればあなたの手札に置かれることになる。[2]
- イラストで送り込まれているのは甲羅象/Shellephant。あまり嬉しくない……。
- サイドクエスト(Side Quest)とはビデオゲーム等においてプレイヤーに与えられるクエストのうち、ストーリーに直接関係のない寄り道・脇道にあたるクエスト。サブクエストとも呼ばれる。
- ストーリーは進行しないが、報酬として金銭やアイテムが手に入り、プレイヤーキャラクターも経験を積んで成長するので、メインクエストの攻略が楽になる、という役割がある。
- このカードではあなたのゲームをメインクエストとし、別の卓で行われているゲームに向かわせ、成長して帰ってくることをサイドクエストとして表現しているようだ。そのままゲームオーバーになって帰ってこないこともあるが……。