潜伏工作員、ザンチャ/Xantcha, Sleeper Agent

提供：MTG Wiki

統率者2018でカード化されたザンチャ/Xantcha。ペナルティ能力付きのパーマネントを対戦相手に押し付けるドネイト戦術を1枚で自己完結させる潜伏工作員/Sleeper Agentのコンセプトを踏襲したリメイクで、攻撃強制能力とコントローラーに不利益を与えるオールプレイ能力を持つ。

1マナ3/3の潜伏工作員から二回りもサイズアップしており、そのままでは対戦相手に強大な戦力を与えてしまうことになるが、本来の主人たるオーナー（とそのコントロールするプレインズウォーカー）には刃向えないようになっている。オールプレイ能力と併せて、オーナーは高みの見物をしつつ他のプレイヤー間の対立を煽るようなデザインである。

• オールプレイ能力は、ザンチャのコントローラーも起動できる。ライフロス覚悟でハンド・アドバンテージを稼がれたり、ザンチャを始末できるカードを引かれたりすることもあるので注意。

ルール

• 戦場に出る際の能力は対象を取らない。呪禁やプロテクションを得ているプレイヤーも選ぶことができる。
• 2人対戦の場合は、攻撃先として選択できる対戦相手やプレインズウォーカーが存在しないのでザンチャは攻撃できない。攻撃強制能力は無視される。
• オールプレイ能力のコントローラーはそれを起動したプレイヤーであり、ルール文章に書かれている「あなた」も、それを起動したプレイヤーを指す。

参考

• ザンチャ/Xantcha（背景世界/ストーリー用語）
• カード個別評価：統率者2018 - レア