苔橋のトロール/Mossbridge Troll
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クリーチャー — トロール(Troll)
苔橋のトロールが破壊される場合、それを再生する。
苔橋のトロール以外のあなたがコントロールするアンタップ状態のクリーチャーを、パワーの合計が10以上になるように望む数だけタップする:苔橋のトロールはターン終了時まで+20/+20の修整を受ける。
シャドウムーア/Shadowmoorで登場した、ローウィン/Lorwynの "秘匿を持つ土地" に関連する、緑の大型クリーチャー。
普段は苔汁の橋/Mosswort Bridgeに隠れているらしい。よく見ると木にそっくりなコイツの手が見える。
自動再生能力と、(条件付きではあるが)自分のコントロールするクリーチャーをタップするだけで、自身のパワー/タフネスにターン終了時まで+20/+20もの修整を受けられるという、
破格の能力を持つ。
ただその条件がクリアできる、つまり自分のコントロールするクリーチャーのパワーの合計が10以上であるならば、単純にそいつらでアタックすればいいわけで、なにもこの能力を使うまでもない場合が多い。むしろそれだけ自軍のクリーチャーのパワーがあり、コイツをプレイするだけのマナがあるならば踏み荒らし/Overrunなどを使ったほうがまだ現実味があると言える。
- (→オーバーキル)
クリーチャーをタップするというコストを要求するため、かえって能力を使ってしまうとアタッカーの頭数が減ってしまい、対戦相手に攻撃が通しづらくなってしまう。 最悪アタッカーがコイツだけになってしまうと、元から回避能力を持っていないため、各種トークンなど小型クリーチャーにチャンプブロックされ、アタックが防がれる可能性が生まれてしまう。これならトランプルくらい欲しかった気もするが、それだと明らかにオーバーパワーである。これくらいのスペックが妥当なのだろう。
むしろこの能力は、ブロックを行う時の方が使いやすい。他のクリーチャーと一緒にブロックに参加し、他のクリーチャーをタップすることで、持ち前の再生能力とあわせてほぼ無敵のブロッカーが誕生する。そういう意味でどちらかといえばリミテッド向きのカードと言えるかもしれない。
この再生能力は間違えやすいが "破壊されない" ではなく、"破壊されるが、再生する"であることに注意。恐怖/Terrorを始めとする、再生を許さない除去には耐性が無い。
せっかくだから、苔汁の橋/Mosswort Bridge の秘匿で出してあげよう。隠れている先だけあって、秘匿によってプレイした場合、能力の発動条件を満たしていることになる。
関連カード
サイクル
テンプレート:サイクル/シャドウムーアの秘匿(されていた)クリーチャー