天使の嗜み/Angel's Grace
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白金の天使/Platinum Angelと崇拝/Worshipに似た効果を一時的にもたらすインスタント。
刹那を持っているため、対応して火力を撃たれることもなくほぼ確実に1ターン生き延びることができる。
しかし、1ターンしか効果が持続しないため時間稼ぎとしてはいささか力不足であり、何かしらの工夫をする必要があるだろう。
第5版以前の「フェイズ終了時にライフが0以下であった場合、敗北する」というルールを利用したコンボなどを、これを足すだけで再現することもできる。 ストームドレインしてみたり、同時に登場した鏡の大魔術師/Magus of the Mirrorを使ってみたり、未来予知で登場した契約カードと組み合わせると面白いかも。
- 2マナ以下のインスタント呪文なので、等時の王笏/Isochron Scepterに刻印可能。
後ろ向きな効果なのでオアリムの詠唱/Orim's Chantで良いが、宛ら崇拝/Worshipを髣髴とさせる。
- 崇拝/Worshipと同様にライフロスには耐性がないので注意。
もう一つの効果のおかげですぐに死ぬことは無いが、効果が終わるターン終了時までにライフを1以上にしないと敗北する。
- 引き分けは防がない。
- パーマネントとならないものであれば、合同勝利/Coalition Victoryのような勝利確定カードの効果も防ぐ事が出来る。(触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchableはパーマネントとして場に出るカードだが、1ターンだけなら彼女の即死効果を止める事が出来る。)
多くの勝利条件カードはアップキープに能力が誘発するので1ターン耐えられるが、ダークスティールの反応炉/Darksteel Reactorと銀枠のThe Cheese Stands Aloneは条件を満たせばその場で何度でも能力が誘発するので無限ループに陥ってしまう。 とは言え、それらのカードに対し引き分けに持ち込めるのなら万々歳だろう。
- Staying Powerがあれば効果が永続。
Staying Powerを割ることで脱出はできるが、クリーチャーとアーティファクト両方の除去が効く白金の天使よりも対処が難しく、しかも合計で3マナ軽い。
- セラと思われる女性が両手を広げて立っているイラストが、崇拝/Worshipを思わせる(参考)。