リッチの熟達/Lich's Mastery
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伝説のエンチャント
呪禁
あなたはこのゲームに敗北できない。
あなたがライフを得るたび、その点数に等しい枚数のカードを引く。
あなたがライフを失うたび、あなたが失ったライフ1点につき、あなたがコントロールしているパーマネント1つか、あなたの手札か墓地からカード1枚を追放する。
リッチの熟達が戦場を離れたとき、あなたはこのゲームに敗北する。
敗北条件を書き換えてしまう伝説のエンチャント。Lichのバリエーションの一つ。
Lichと極悪な死/Nefarious Lichを合わせたようなカードで、6マナと重たくなったものの、手札・墓地・パーマネントと幅広いリソースで敗北から逃れることができる。それらと同様に戦場を離れた時に敗北するペナルティ能力を備えているが、呪禁を持ったことで除去リスクは非常に少なくなった。ただし、登場時点のスタンダードでも啓示の刻/Hour of Revelationや川の叱責/River's Rebuke、王神、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, God-Pharaohと、除去する手段は少数存在するため注意は必要。
何も工夫せず6ターン目に設置すると、初期手札7枚+ドロー6枚=13点分のライフしか賄えず、大した延命手段にならない。墓地肥やし、トークンの量産、回復によるドローなどでリソースを増やし、盤石の不死性を手に入れたい。
従来のLichのバリエーションとは違い、ライフ以外による敗北も無効化するため、ライブラリーアウトを気にせず大量回復・大量ドローすることができる。
登場時点のスタンダードでは目立った活躍はなかったが、ローテーション後は栄光の好機/Chance for Gloryの敗北を無視できることに着目され、このカード名を冠したレインボーリッチのキーカードとして利用されている。
- 白金の天使/Platinum Angelなどとは異なり、対戦相手の勝利は防げない。スタンダードに副陽の接近/Approach of the Second Sunを勝利手段に据えた副陽コントロールが存在する点は逆風か。