上流階級のゴブリン、マクサス/Muxus, Goblin Grandee
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伝説のクリーチャー — ゴブリン(Goblin) 貴族(Noble)
上流階級のゴブリン、マクサスが戦場に出たとき、あなたのライブラリーの一番上からカードを6枚公開する。あなたはその中から、マナ総量が5以下のゴブリン(Goblin)・クリーチャー・カードをすべて戦場に出し、残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
上流階級のゴブリン、マクサスが攻撃するたび、ターン終了時まで、それは、他の、あなたがコントロールしているゴブリン1体につき+1/+1の修整を受ける。
ライブラリーからゴブリンを直接戦場に出すETB能力と、攻撃時に他のゴブリンの数を参照してサイズアップする伝説のゴブリン・貴族。
ゴブリンを大量展開できる可能性があるETB能力が魅力で、ゴブリンデッキはクリーチャーの比率が高めなので、6枚も公開すれば2体程度は期待できるだろう。点数で見たマナ・コストの制限があるが、基本的にゴブリンは3マナ程度までの小型クリーチャーが主流なためあまり問題にならない。マクサスの能力からマクサスを呼び出すチェイン・コンボを封じるための制限なのだろう。
Jumpstartではゴブリンデッキの切り札となっているが、2つのパターンを組み合わせて使うJumpstartの仕様上ETB能力は空振りしやすいのが泣き所。逆にゴブリン+ゴブリンのデッキが組めればこれ以上ない強さを発揮する。
ヒストリックにおいてはゴブリンデッキのキーカードである。6マナは重いようだが、スカークの探鉱者/Skirk Prospectorやずる賢いゴブリン/Wily Goblin、ゴブリンの戦長/Goblin Warchiefのマナ加速により非常に早いタイミングで出すことが可能。自身が呼び出したゴブリンたちと共に、ゴブリンの戦長やゴブリンの酋長/Goblin Chieftainで速攻を付与して総攻撃すれば一撃でゲームを終わらせることも珍しくない。
- 2つめの自己強化能力はイラストを見るに呼び出したお供のゴブリンに御輿を担がせているようだ。ゴブリンの貴族らしいフレーバーを表現している。
ストーリー
すべてのゴブリンは彼らの内で最も信用できず影響力のあるゴブリンであるマクサス/Muxusを知っている。知られていないのは、マクサスが実際は五人組であるということである。彼らは毎日ダイスを振ることで誰が王冠を被り御輿で担がれる役であるかを決めている。6が出た場合、その日は休みである。
参考
- The Lore of Jumpstart on the Cards(Daily MTG 2020年6月22日)
- カード個別評価:Jumpstart - レア