アシュノッドの供犠台/Ashnod's Altar
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クリーチャーを生け贄に捧げることでマナを生み出すアーティファクト。クリーチャーを生け贄に捧げることができるギミックの俗称であるサクり台の代表格である。
トークンを並べて一気に重い呪文やX火力を撃ったり、無限ループの一端を構成したりする。特に無限マナの話になると、大抵このカードが話題に出てくる。
これを用いた無限ループの例
- スリヴァーの女王/Sliver Queen+ハートストーン/Heartstone、あるいは倍増の季節/Doubling Season
- 倍増の季節/Doubling Season+落とし子の穴/Spawning Pit、あるいはペンタバス/Pentavus
- スパイクのブリーダー/Spike Breeder+倍増の季節/Doubling Season+ハートストーン/Heartstone(倍増の季節が複数あるならハートストーンは不要)
- 永劫の輪廻/Enduring Renewal+0マナ・クリーチャー(→ペブルス)
- 菌獣の群落/Saproling Cluster+繁殖力/Fecundity(+セラのアバター/Serra Avatar)(→キメラ)
関連カード
他のパーマネントを生け贄に捧げてマナを出すパーマネント。特記しない限りクリーチャーの生け贄がコスト。
- Priest of Yawgmoth - (1)(黒)1/2クリーチャー。タップ能力。生け贄はアーティファクト。そのマナ総量に等しい(黒)。(アンティキティー)
- クラーク族の火焚き/Krark-Clan Stoker - (2)(赤)2/2クリーチャー。タップ能力。生け贄はアーティファクト。(赤)(赤)。(ダークスティール)
- クラーク族の鉄工所/Krark-Clan Ironworks - (4)アーティファクト。生け贄はアーティファクト。(◇)(◇)。(フィフス・ドーン)
- Lake of the Dead - 土地のタップ能力。生け贄は沼。(黒)(黒)(黒)(黒)。ただしこれを戦場に出す際にも沼の生け贄が必要。(アライアンス)
- ファイレクシアの塔/Phyrexian Tower - 土地のタップ能力。(黒)(黒)。(ウルザズ・サーガ)
- 食物連鎖/Food Chain - (2)(緑)エンチャント。生け贄でなく追放。そのマナ・コスト+1点の好きな色マナ。ただしクリーチャー呪文にしか使えない。(メルカディアン・マスクス)
- ファイレクシアの供犠台/Phyrexian Altar - (3)アーティファクト。好きな色マナ1点を出す。(インベイジョン)
- 熱足ナメクジ/Thermopod - (4)(赤)4/3クリーチャー。(赤)。(コールドスナップ)
- スカークの探鉱者/Skirk Prospector - (赤)1/1クリーチャー。生け贄がゴブリン限定。(赤)。(オンスロート)
- 基底スリヴァー/Basal Sliver - (2)(黒)2/2クリーチャー。生け贄がスリヴァー限定。(黒)(黒)。(次元の混乱)
- スプリングジャック牧場/Springjack Pasture - 土地のタップ能力。生け贄がヤギ限定。好きな色マナ。一度に望む数生け贄にできる。(イーブンタイド)
- 風の憤怒、カイカ/Kykar, Wind's Fury - (1)(青)(赤)(白)3/3飛行クリーチャー。生け贄がスピリット限定。(赤)。(基本セット2020)
- 忘れられた神々の僧侶/Priest of Forgotten Gods - (1)(黒)1/2クリーチャー。タップ能力。生け贄が2体必要。(黒)(黒)。さらに1ドローと布告も付属。(ラヴニカの献身)
使い切りの呪文になるとSacrificeとその亜種の系列に。生け贄に捧げる事なくクリーチャー数だけマナを出せるものはガイアの揺籃の地/Gaea's Cradleの項を参照。
ストーリー
アシュノッドの供犠台/Ashnod's Altarは拷問の名手として知られるアシュノッド/Ashnodに関係するアーティファクトの1つ(イラスト1、イラスト2)
アンティキティー・クロニクルではフレイバー・テキストはなかったが、第5版・第6版でアシュノッドの拷問に言及したフレイバー・テキストが追加された。
兄弟戦争は大地に大きな爪痕を残した。だが、アシュノッドが残した傷跡は、拷問された者の血脈に受け継がれている。
エターナルマスターズで再録された際にイラストとフレイバー・テキストが刷新された。
「亡骸を解体してみれば、関節の繋がり方も、神経の配置も、皮膚の剥ぎ取り方も理解できるでしょう。」― アシュノッドからタウノスへ
この英語原文は小説The Brothers' Warのアシュノッドとタウノス/Tawnos2人の会話から引用されたもの。拷問に直接言及するものではないが、ウルザ/Urzaやタウノスとはアシュノッドの研究アプローチは異なるという流れの中の発言である。この後には、亡骸の解体だけでは得られない知見が生体解剖では得られるし、私は自分の手を汚すことを躊躇しない。タウノス達には対象の神経を痛めつけるような発想や私の発明には到達できない。などという旨の主張が続いていく。
"If you work at sawing up carcasses, you notice how the joints fit, how the nerves are arrayed, and how the skin peels back."― Ashnod, to Tawnos