能力

提供:MTG Wiki

2008年7月12日 (土) 15:48時点におけるGariu (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

能力/Abilityは、注釈文でもフレイバー・テキストでもない、オブジェクトの文章である。能力は効果を発生させる。

キーワード能力を除けば、段落ごとに分けて記述される。1つの段落が1つの能力を表す。おおまかには、起動型能力誘発型能力常在型能力の3つに分類される。マナ能力は、起動型能力か、誘発型能力である。

能力は呪文とは区別される。呪文を打ち消す効果で、能力を打ち消すことはできない。

複製などの、インスタントソーサリーが持つ能力は、通常はスタック上にある間でのみ機能する。その他のオブジェクトの能力は、通常そのオブジェクトがにある間でのみ機能する。ただし、特性定義能力や、どの領域で機能するかが書かれた能力など、例外もいくつかある。

起動型能力、あるいは誘発型能力がスタックに乗ったならば、それは能力の発生源から独立して存在する(CR:402.6)。

  • 発生源が本来あるべき領域(たいていは場)を離れたとしても、スタック上の能力は影響を受けない。スタックから取り除かれることもないし、通常どおり効果を発揮する(もちろん、能力自身に指示がある場合はそちらを優先する。→if節ルール)。
  • 放蕩魔術師/Prodigal Sorcererのように「能力の発生源に何かをさせる」能力は、発生源を参照する。効果を分配するために参照する場合は、能力をスタックに積む時点で、それ以外の理由で参照する場合は、能力の解決時点で、それぞれ発生源の情報をチェックする。チェックする時点で発生源が既に場にない場合は、その能力の発生源の場を離れる直前の情報を使う。
  • オブジェクトに能力を与えたり、失わせたりする効果も存在する。
    • オブジェクトにある能力が複数与えられた場合、そのすべては重複する。ただし、能力により重複に意味がないこともある(例:飛行)。
    • オブジェクトからある能力を失わせる場合、その能力を複数持っていたとしても、そのすべてが失われる。

能力一覧

引用:総合ルール 20231117.0

参考

MOBILE