統率の塔/Command Tower
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統率者戦やその変種の各フォーマットにおいては実質的に好きな色マナを生み出せることに等しく、何のデメリットもない多色土地として扱える。同フォーマットで多色デッキを使用するのであれば欠かせないカードのひとつ。そのため単色デッキだった統率者2014を除き、統率者戦用セットおよびブロール用のBrawl Deckでは全ての構築済みデッキにこのカードが封入されている。
逆に言えば、統率者戦における基本でない土地への対策の価値が向上したとも言える。
- 無限に廻るもの、ウラモグ/Ulamog, the Infinite Gyreのような固有色が無色のクリーチャーを統率者にしている場合、無色は色ではないためマナを生み出せないことに注意。
- 統率者戦およびその変種のフォーマット以外では無色マナすら生み出せないため、ただの置物である。
- 固有色を参照する土地としては、後にオパールの宮殿/Opal Palaceや祖先の道/Path of Ancestryが作られている。また、マナ・アーティファクト版の統率者の宝球/Commander's Sphereと秘儀の印鑑/Arcane Signetも登場している。
- 真鍮の都/City of Brassのように好きな色を出せるのではなく、固有色しか生み出せない。これは対戦相手の友なる石/Fellwar Stoneや風変わりな果樹園/Exotic Orchardなどに利用されにくくなるメリットがある。
- イラストは初出の統率者版(イラスト)のほか、新規イラストも何度か与えられており、Commander's Arsenal版(イラスト)、エルドレインの王権版(イラスト)、Commander Collection: Green版(イラスト)、Commander Collection: Black版(イラスト)、統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い版(イラスト)が存在する。また、Secret Lair Drop Series: Secret Lair x Arcane: LandsではSummoner's Riftという互換の名前で登場した(イラスト)。
- エルドレインの王権版の紙の日本語版のカードはエルドレインの王権のコレクター・ブースター日本語版から入手できるのだが、何故かGathererには掲載されていない。
- ウォーハンマー40,000統率者デッキでは構築済みデッキごとに異なるイラストで収録されている。