基本氷雪土地
提供:MTG Wiki
基本氷雪土地/Basic Snow Landとは、特殊タイプの「基本」と「氷雪」を持つ土地、およびそれらのサイクル。
Snow-Covered Plains / 冠雪の平地
基本氷雪土地 — 平地(Plains)
基本氷雪土地 — 平地(Plains)
目次 |
[編集] 解説
冠雪の平地/Snow-Covered Plainsら5種はアイスエイジにて、冠雪の荒地/Snow-Covered Wastesはモダンホライゾン3にて初登場。冠雪の平地ら5種はコールドスナップとモダンホライゾンとカルドハイムで再録された。単体での性能は平地/Plainsなど通常の基本土地サイクルのそれと変わらないが、氷雪関連のシナジーを得ることができる。特に氷雪マナを得るための最も手軽な方法として重宝される。
アイスエイジとアライアンスには氷雪(当時の雪かぶり)を参照するカードがいくつか存在したが、メリットを持つカードはあまり強くなく、氷雪対策となるカードはそれなりに多かったので氷雪土地が使われることは少なかった。結局使うにしても使わないにしても、メリットもデメリットも微妙すぎたということだろう。
のちの再登場時には他にも多数の氷雪カードが追加され、さらに氷雪支援・氷雪依存のカードも強力になっている。当時より利便性が増したと言え、使用される頻度も高くなった。
エターナルでは汚れた契約/Tainted Pactでライブラリーをより深く掘り進めたり、対戦相手の予報/Predictの指定を外すために、デッキ内の基本土地の半分を基本氷雪土地にするテクニックも行われている。けちな贈り物/Gifts Ungivenを採用するデッキでもカード名が異なることを利用するための併用がたまに見られる。
- モミール・ベーシックは基本土地60枚でデッキを構築するフォーマットであるが、かつては基本氷雪土地を使用できなかった(現在は使用できる)。
- かつては雪かぶりを持っていたため雪かぶり土地と呼ばれていたが、コールドスナップ発売に際し雪かぶりは氷雪に改められた。詳細については雪かぶり、雪かぶり土地を参照。
- Secret Lair Drop Seriesにおいても、基本氷雪土地のみが収録されたセットが存在する(Eldraine Wonderland、PixelSnowLands.jpg)。
[編集] ルール
- 基本的なルールは基本土地を参照。
- 特殊タイプ「氷雪」を持つ発生源から生み出されたマナは氷雪マナである。詳細は氷雪マナの項を参照。
- あくまでも平地/Plainsなどとは別のカードである。収録されたカード・セットが使用できないフォーマットでは使用できない。
- スタンダードにおいて、基本氷雪土地が使用可能でないにもかかわらず、デッキ内に基本氷雪土地を入れてしまった場合、それらはそれぞれ対応する通常の基本土地として扱われる。例えば、冠雪の平地/Snow-Covered Plainsならば平地/Plainsとして扱う。それが発見された時点でプレイヤーは通常の基本土地と交換しなければならないが、違反行為としては扱われない。これは基本セット2021発売に伴うマジック・イベント規定の更新によって追加されたルールである。
- 同ルールはスタンダードのみをサポートしている。他のフォーマットでは違反行為に当たるので注意。
- リミテッドでは他の平地/Plainsなどの基本土地と違って支給されず、ブースターパックから出た分しか使えない。
[編集] 該当カード
- 冠雪の平地/Snow-Covered Plains
- 冠雪の島/Snow-Covered Island
- 冠雪の沼/Snow-Covered Swamp
- 冠雪の山/Snow-Covered Mountain
- 冠雪の森/Snow-Covered Forest
- 冠雪の荒地/Snow-Covered Wastes