黄金の風、ゼリアム/Zeriam, Golden Wind
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伝説のクリーチャー — グリフィン(Griffin)
飛行
あなたがコントロールしているグリフィン(Griffin)1体がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、飛行を持つ白の2/2の(Girffin)・クリーチャー・トークン1体を生成する。
黄金の羽根ズーベリー/Zuberi, Golden Featherから26年ぶりに現れた、その子孫である2枚目の伝説のグリフィン。部族全体がサボタージュ能力で新たなグリフィンを呼び寄せるようになる。
この手の能力によくある「トークンでないクリーチャー」の条件を含まず「1体以上」でもないため、打点が通ればネズミ算式にグリフィンが増えていく。本体も4マナ3/4飛行と優良なマナレシオ。
一方で足を引っ張るのはズーベリーの時代からなお変わらないグリフィンの層の薄さ。大半がフレンチ・バニラで中途半端に重く他の部族支援もまばらで、無理に統一するとデッキ自体のパワーを損ないかねない。統率者として扱うには白単色なのも向かい風。運用に際しては自身およびトークン専用と割り切る、もしくは青を含む統率者で多相や秘儀での順応/Arcane Adaptationを仕込みつつ、華麗なグリフィン/Resplendent Griffinのように比較的有望なグリフィンを採用する形になるか。
ストーリー
ゼリアム/Zeriamはドミナリア/Dominariaのグリフィン(イラスト)。
テフェリー/Teferiがザルファー/Zhalfirをフェイズ・アウトさせた際、サバンナの空で狩りをしていたグリフィンのほとんども共に去った。ズーベリー/Zuberiの子孫であるゼリアムは、ドミナリアに残ったこの種の数少ない仲間の一体である。誇り高く傲慢なゼリアムは縄張りを通過する旅人を生かすと知られているが、グリフィンの皮を求める密猟者は速やかな死に直面する[1]。
- 黄金の羽根ズーベリーとはフレーバーテキストも同じ出展となっている。
グリフィンたちに独自の神話があるならば、たぶんその神々は、太陽のように光り輝く羽根をまとっていることだろう。― アファーリー「語り」(出典:黄金の羽根ズーベリー/Zuberi, Golden Feather)
「その勇猛さにより、グリフィンは砂漠の空全域の覇権を授かった。」― アファーリー「語り」(出典:黄金の風、ゼリアム/Zeriam, Golden Wind)
脚注
- ↑ The Legends You'll Find in Dominaria United/『団結のドミナリア』にて待ち受ける伝説たち(Feature 2022年9月1日 Roy Graham著)