まぶた無き御目の凝視/Lidless Gaze
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ソーサリー
各プレイヤーのライブラリーの一番上にあるカード1枚をそれぞれ追放する。次のあなたのターンの終了時まで、あなたはそれらのカードをプレイしてもよく、それらを唱えるためにマナを望むタイプのマナであるかのように支払ってもよい。
フラッシュバック(2)(黒)(赤)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードをフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後、これを追放する。)
全てのプレイヤーのライブラリーから衝動的ドローを行うソーサリー。フラッシュバック付き。
4マナは衝動的ドローとしては微妙に重い印象があるが、統率者戦で主流の4人対戦の場合、衝動的ドローは合計4枚で無謀なる衝動/Reckless Impulse2枚分、マナ総量で見ても丁度2枚分で、誰も脱落していない状況であれば効率としては妥当。とはいえ対戦相手のライブラリーも利用する以上、自分のデッキとは一切噛み合わないカードを追放してしまう可能性もあり、これ自体のコストが衝動的ドローとしては少々高めであるのは確か。特に唱えたターンはマナがそこまで浮いていない可能性も高く、最大限活用できるようにするまでの隙はやや大きめ。
この手の対戦相手のライブラリーを利用する衝動的ドローの例に漏れず、敢えて唱えずに追放されたままにしておくのも選択肢。唱えた場合は通常、最終的に対戦相手の墓地に落ちてしまうため、黒や緑を使う相手はリアニメイトや回収により再利用してくる可能性があり、クリーチャーでも白や青相手の場合、バウンスや明滅で対戦相手の元に戻っていくことも。その点、追放領域のカードを再利用する手段は統率者戦のカードプールであっても相当に限られるし、シングルトンの性質から枚数の少ない追放にも戦略的意義が大きい。特にクリーチャー・タイプが噛み合わないロード的存在や、色拘束を無視できない起動型能力に自分のデッキが使わない色マナを要求するカードなど、戦力として最大限活用できない場合はそちらを優先的に選ぶ価値もある。
- ルールについては衝動的ドロー#ルールを参照。