オークの弓使い/Orcish Bowmasters

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2023年8月10日 (木) 13:59時点におけるブラー (トーク | 投稿記録)による版
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Orcish Bowmasters / オークの弓使い (1)(黒)
クリーチャー — オーク(Orc) 射手(Archer)

瞬速
オークの弓使いが戦場に出たとき、ならびに、対戦相手が自分の各ドロー・ステップ内で最初に引くカード以外のカード1枚を引くたび、1つを対象とする。オークの弓使いはそれに1点のダメージを与える。その後、オーク動員1を行う。

1/1

ETB、および対戦相手ドロー・ステップの最初の1枚以外でドローした時、任意の対象への1点火力オーク動員1を行うオーク・射手瞬速も持つ。

ETBの解決時点で軍団がいないなら2マナインスタント・タイミングで1/1が2体+任意の対象への1点ダメージとなり、毅然たる援軍/Resolute Reinforcements+αといった性能になる。このため、ドローを多用する相手でなくても十分仕事をしやすい。

対ドロー能力はChains of Mephistopheles概念泥棒/Notion Thiefなどのように直接ハンド・アドバンテージをかき消すことはできないものの、プレイヤー対象にして軍団とともに大量のライフを削ったり、相手のクリーチャープレインズウォーカー除去したりと小回りが利く。この手の能力の例に漏れず、ルーター渦まく知識/Brainstormのような「引く枚数は多いが、実際の手札枚数は大きく増えない」効果に対して強く出ることができる。軽い瞬速持ちのため相手のそうした行動に対応しやすいのも利点。

リミテッドでもボムレア指輪の2段階目のルーター能力があるため、相手デッキを問わず瞬速による2回誘発を狙いやすい。また、戦場に存在するだけで指輪所持者の攻撃を抑制する。

統率者戦などの多人数戦では単純にプレイヤー数が多いため誘発しやすいほか、対戦相手一人のドローを利用して別の対戦相手を叩けるという点で従来のドロー妨害系カードとは異なった運用ができる。

モダンではプロツアー・指輪物語で総参加デッキ中の土地以外での採用枚数が一つの指輪/The One Ringに次いで2位となり[1]、優勝した黒赤想起にも4枚投入されていた。直後に行われた禁止カード改定では環境の他のタフネス1クリーチャーを駆逐しているとして監視対象に入っている[2]

参考

  1. プロツアー・指輪物語 メタゲームブレイクダウン(マジック日本公式サイト 2023年7月28日)
  2. August 7, 2023 Banned and Restricted Announcement/2023年8月7日 禁止制限告知Daily MTG 2023年8月7日 Carmen Handy, Michael Majors著)
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